にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - フォーリング・ダウン(1993)

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フォーリング・ダウン

★★★★☆

 

【あらすじ】

工事により渋滞が発生した車の中で延々と待たされる男。周りには騒ぎ立てるスクールバス、電話で怒鳴る男、鳴り止まぬクラクション。車内には虫がまとわりつき、不快な蒸し暑さが支配する。次第にイライラが募った時、突然プツン…とキレてしまい、車を放置して出て行ってしまった。完全に狂った男は寄り付く者全てにキレまくり、暴走する!!!一体何故…!?!?な話

 

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【感想】

マイケル・ダグラスがめちゃめちゃにキレまくる話。90年代が存分に堪能できるし、大味で無茶苦茶なストーリーも愛せる良さがありました。個人商店を荒らす!不良を殴る!バーガー屋でゴネる(←このシーンが最高に面白い)!速攻で逮捕されるレベルで大暴れしてるのに完全にスルーされて突き進む!キレて暴れるごとに何故か武器もレベルアップしていって凶悪なわらしべ長者な感じで演出も派手になってくのも素晴らしい!こうして読むと一見コメディだけど、マイケル・ダグラスが放つギラついた「ホンマモンの狂人の目」のおかげでスリラー&パニック度合いも高まって凄まじかったな〜

 

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と思いきや中盤から少しずつ狂っていった背景が明かされていって、そのバランス感覚も興味深く、マイケル・ダグラスに不思議と共感してしまう点もあるのもグッドポイント。キレたって何も良い事なんかない、という割と当たり前の教訓を再認識しましたね。twitterで馴れ馴れしくタメ口でリプライしてくる奴に対してもイラつかずにそっとミュートできるぐらい成長しなければ…

映画感想 - ビジョン(2015)

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ビジョン

★★★★★

 

【あらすじ】

映画好きのヴィジェイは、街の皆から好かれ家族を大切にする勤勉で好感度が爆高な男。ある日、妻と娘が下痢バカ人間に弱みを握られ脅されてしまうが、娘がその男を正当防衛的にぶち殺してしまう。家族の幸せを守ることを第一に考えるヴィジェイは、その死体を埋め、車を処分し、完璧なアリバイを構築する。しかし殺した男の母親は警察長官だった…!果たしてどうなる?な話

 

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【感想】

ネトフリにあるインド映画。歌無し、踊り無し、笑い無し、マジのサスペンス。オススメされてたので見てみますか…と思ったら2時間40分もあって、「長(ちょう)!!」て叫んで以来なかなか踏み込めなかったんですが、意を決して飛び込んだらめちゃめちゃおもろい!2時間40分もあったか??すごい!!となりました。いや〜満足満足!

 

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殺してもいいほどの外道とはいえ人を殺してしまった家族を守るために奮闘するヴィジェイの計略がめちゃめちゃ用意周到で計画的で、綱渡りの危険性はありつつも警察をどんどん出し抜いて行く様はかなりスカっとしましたね。タイトルにもなってる「ビジョン(視覚)」を利用したトリックも見てるこっちですら「あら?辻褄合わなくね?」とミスリードさせてしまう推理パートは実に痛快!!ここまで加害者に肩入れしてしまうのは久々だったな〜。テンポも良く緊張感が途切れず、最後までヴィジェイ家族ガンバレ〜!!と2時間40分応援し続けてしまいました

 

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日本だったら多分バレそうな気がするけど、インドというお国柄やらヴィジェイ家に感情移入しまくるあまり細かいところは気になりませんで、それでいてかなりおもろいのでオススメです。中盤で流れるBGMで「♫グプタへ ダムダム ダムダムダムダム ダムダムダムダム グプタ〜へ〜」って無限ループで歌いまくるのでだんだんめちゃくちゃ面白くなってしまい、脳裏にそのメロディがかなり焼き付くのもインド〜!て感じで最高でした

映画感想 - ポラロイド(2017)

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ポラロイド

★★★★☆

 

【あらすじ】

地味で根暗な写真少女バードはアンティーク店で古いポラロイドカメラを入手する。しかしそのカメラで撮った人は順番に殺されるという謎の呪いに縛られていた!バードはそんなことを知らずに参加したアメリカのベタなホームパーティーで4人の男女を撮ってあげたが運の尽き。次第に一人、また一人と死んでしまう!果たしてこの呪いを解くことはできるのか?な話

 

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【感想】

「写真に写った人から順番に死ぬ」という超超超ベタなストーリーラインながら、個人的な思いとしてはホラー映画の定石の全てが詰まりつつそのどれもが高いクオリティでたたみかけて来てくれて、さらになかなかひねりを効かせたシナリオと、まさに「最先端のホラーの教科書」って感じでめちゃ満足しました。チャイルドプレイと同じ監督なんだけど、あれと比べると「やれば出来んじゃん!」っていう感じも良い!

 

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ビックリ音でビビらす(こういうベタなタイプのホラーはビビらせてくれていい)、闇でビビらす、光でもビビらす、タイミングでビビらす、ガッカリしないお化けのビジュアル&登場でビビらす、呪われたカメラの真相をあえてどっちか分からないようにぼやかして深みを出す、「キュィィーーーン」という無機質なポラロイドの放つ音も不気味、登場人物がみんなそこまでバカな行動をとらない、など、痒いところに手が届いて不審な点がほぼ無いのもポイント高いです!

 

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なのに何でこんなに平均点数低いんだ!お化けとの戦いだって、お化けは最強無敵ではなくちゃんと理にかなった弱点があって、それを推理して解き明かしていく理詰めの展開もすげー良くて総合的に見てこんなに面白いのにさ〜!ねえ〜!

 

【予告】

映画感想 - チャイルド・プレイ(2019)

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チャイルド・プレイ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

カスラン社が製作したAIお手伝い人形「バディ」。Google Homeみたいに家庭内の電化製品を操作したり子供達の遊び相手になったりといった未来のオモチャなのだが、ぼっちのアンディの家にやって来たチャッキーは何か一味違う…?やがて攻撃性や暴力性が制御できなくなり、一人また一人と殺されていく!果たして親友チャッキーを止めることは出来るのか?な話

 

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【感想】

クラシックホラー「チャイルド・プレイ」のリメイク。昔のやつは確か殺人鬼が追い詰められた時に黒魔術を使って魂を人形に乗り移らせたんだっけ。そっちのオカルト設定の方が全ての制約を破ってムチャクチャ出来るからいいよね。今作は時代を反映してAIが暴走するという感じになってるけど、どーしても「そこまでAIが出来るか???」という気持ちが拭いきれなかったかな〜。ギャグ映画であることは重々理解はしていたんですが…。あとデフォルトの状態でめちゃめちゃ顔が不気味なのにそれが大衆に受け入れられて超人気になってるアンバランスさも嫌だった…。原作の方が可愛さと凶悪さの対比もすごくて印象が強いだけに、どこまでもブサイクだったな…何故こんなデザインに…?あと、アンディに危害を加えてないシンプルにめっちゃ良い人やねこちゃんは殺さないでよね…涙

 

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いったんそれは置いとくとしてこのままだと☆2か…?と思ってたんですが、隣のおばさんに「贈り物」を届けるシーンと、終盤の広い場所を舞台にした怒涛の展開は「もう知らん!無茶苦茶やったれ!!!!」という製作陣の声が聞こえてくるような覚悟を感じて、そこはアッパレだなと思って☆が1プラスされました。まさに大爆笑と大パニック!!終盤、急に人がいなくなって「90年代の映画のセットかい!!」みたいな場所に転換するのも潔さと無茶苦茶さが高まっていて笑ってしまいました。あとアンディ役の子役なんですが、泣き・必死・懇願の演技がものすごく上手で、チャッキーのせいなのに信じてもらえない焦燥感や危機感をかなり上手く表現していて、「こいつ、大物になる…」と思いました。これは一見の価値アリでしたね

 

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余談ですが、チャッキーの声、ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミルだったんですね…スタッフロールで気付いた…何で引き受けた?

映画感想 - カメラを止めるな!スピンオフ ハリウッド大作戦!(2019)

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カメラを止めるな!スピンオフ ハリウッド大作戦!

★★★★☆

 

【あらすじ】

前作「ワンカット・オブ・ザ・デッド」から半年後、千夏はあの事件がきっかけで声を失ってしまい、ハリウッドでウェイトレスとして過ごしていた。しかしまたしてもゾンビパニックが襲いかかる!果たして千夏はワンカット長回しの中、生き延びることが出来るのか?な話

 

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【感想】

2018年最大のシンデレラ映画「カメラを止めるな!」のスピンオフっちゅーことで、構成、ギミック、伏線回収などの要素はほぼカメ止めと一緒。これを「また見れて嬉しい!」と思うか「前と一緒かい!」と思うかは人それぞれかと思いますが、もちろん個人的には前者です。むしろ「またこういうのやってください!」っていうオファーはめちゃめちゃあっただろうから、上手く作り込んでくれて良かったですね。今回は最初に撒かれる数々の違和感がどんな事情でこうなってしまったのかを推理する楽しさがあって、そこの捉え方の違い含めて最後まで楽しくみれました

 

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さらに今回は真魚ちゃんの仕事や恋に関する成長物語も見せることでキャラの深掘りも出来てたし(こんな奴とは一緒の現場にいたくはないが)、新キャラもおいしい役どころだし、おなじみの人達もしっかり爪痕残してたし、「ポン!」の大出血サービスもファンにとっては嬉しいことだらけ。1時間でキレイにまとめあげたのもお見事!でした。敬具。余談ですが、このシリーズに出演した人々が他ドラマや舞台に出演してるのを見ると、「報われて良かったね…」という気分になってかなり嬉しくなりますよね

映画感想 - ジョン・ウィック:パラベラム(2019)

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ジョン・ウィック:パラベラム

★★★★★

 

【あらすじ】

前回、殺しが厳禁とされているコンチネンタルホテル内でイタリアンマフィアのボス・サンティーノをぶち殺したジョン・ウィックは殺し屋組合から追放され多額の懸賞金をかけられた挙句、世界中の殺し屋から狙われることになってしまった。果たして「バーバヤーガ(闇の男)」と呼ばれ恐れられたジョン・ウィックに、平穏な日々は訪れるのだろうか?な話

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されているので昨夜の試写会にお呼ばれしました。いつもありがとう…。単刀直入に言って、「最高の高」としか言いようがありませんでした。ワーー!最高〜!気持ちいい〜!!ジョン〜〜!!もっと殺して〜!!!こっちも殺して〜!!と大歓喜でした。いや、どう我慢してもこうなるよな!

 

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さて、「チャプター2」のマジの直後から始まる予習必須な今作は、殺し屋組合からも追放されてしまい後ろ盾が全くなく、味方はかわいい犬だけ…というさらに絶望的に追い込まれた状況からのスタート。それなのにやっぱりめちゃめちゃ強い!!前作を上回るやばい銃撃戦にナイフや様々な道具を駆使した肉弾戦(場内で笑いが起きるぐらい強い!)、さらに過去シリーズにはなかった新しい要素を数々加えた圧倒的なアクションと大殺戮は見ていて本当にアガらざるを得ないクオリティ!「こういうの見たかった!」と言いたくなるような熱い展開もあって、胸がいっぱいでしたね…うっうっ…

 

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前作は割と格闘がもっさりしてた印象があったけど、ここに来てめちゃめちゃキレキレになってたのも嬉しい!54歳のキアヌ!!そんなジョン・ウィックに対して、インドネシア格闘映画「ザ・レイド」で最後に戦っためちゃくちゃ強い猿みたいなおっさん(ヤヤン・ルヒアン)と「ザ・レイド2」で最後にラマが厨房で戦っためちゃくちゃ強いおっさん(セセプ・アリフ・ラーマン)がタッグで襲いかかってくるのも熱すぎる!!こんなドリームタッグあります!?大出世でしょ!!あ、これで興奮してるの俺だけですかね…。まあそれはさておき、さらにパワーアップしたこのシリーズ、マジで必見です。Netflixに過去2作あるからシッカリ予習してから見ようね!!

 

【予告】

映画感想 - ステラ -真昼の誘拐-(2019)

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ステラ -真昼の誘拐-

★★★☆☆

 

【あらすじ】

ヴィク&トムの二人組は、恐ろしい手際の良さと用意周到な準備で白昼堂々富豪の令嬢ステラの誘拐に成功する。ここから身代金を彼女の父親に要求するのだが、予期せぬマヌケなトラブルが起こりまくる…!果たして身代金はゲットできるのか?な話

 

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【感想】

NETFLIXオリジナル映画。このあらすじと予告の雰囲気、見たことあるぞ…?と思ったら、私の好きな「アリス・クリードの失踪」のドイツ版リメイクでした。登場人物は3人だけ、舞台も8割が監禁部屋だけにも関わらず、脚本の妙で一つのサスペンスに仕上げてくれるオリジナル版はかなり印象に残ってるんですが、リメイク版もほぼ過不足なく作られていてやっぱり楽しかったです。こっちの方が誘拐される女の子が可愛いのが良い

 

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相変わらずトムはオリジナル版と同じく超絶なマヌケでこいつのせいでトラブルが起こりまくるんだけど、最近見た「アメリカン・アニマルズ」って映画でまさに「実際の犯罪計画は映画みたいにうまくいくわけがない」ということを身をもって理解したので、最初に見た時よりも共感は出来ました。こうして映画に関する造詣が深まっていく…?それにしてもバケツでうんちさせようとしてトムが後ろを向いて待ってる時にそのバケツで殴られて銃を奪われるのは本当にバカ過ぎるけど…

 

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あとオリジナルと本作の違いは一つだけあって、それが中盤以降に発覚するヴィクとトムに関する「とある事実」なんだけど、こっちにはそれが無かったんだが!?おいおい!ここが一番ビックリするところで、ステラを含めた3人の関係性がさらにややこしくなる重要な要素だったのに!それがあるから終盤のヴィクとトムの会話も深みが出るというのに…!何故ここを削ってしまったんだ!そこは少し残念でしたね

映画感想 - ワイルド・ストーム(2018)

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ワイルド・ストーム

★★★☆☆

 

【あらすじ】

無茶苦茶なハリケーンアメリカ西海岸を直撃するタイミングに合わせて、武装犯罪集団が火事場泥棒的に現金処理施設から6億ドルもの大金の強奪事件が発生!あと一歩で金庫を開けられそうになるが、最後のパスワードを知る者は財務局のケイシーだけだった。そしてそこにいかつい災害対策特殊車両を乗り回す平凡な気象予報士が巻き込まれる!果たしてどうなる!?な話

 

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【感想】

「ハチャメチャにバカ過ぎる頭空っぽアクション映画が見たい!」って思う時が月に何度かありますよね?今日がその日でした。というわけでこれ。はい、めちゃくちゃ過ぎる!大金強奪と超巨大ハリケーンを掛け合わす必要あるか!?何でこんな日じゃないとダメなんだ!?など謎の要素はありますが、そういう疑問を文字通り吹き飛ばしてくれる凄まじいハリケーンアクションは一見の価値アリ!登場人物の誰も深掘りせず、ただ強風に吹き飛ばされて死ぬ駒としてしか描かれないのもアッパレ。まさに主人公は他でもないハリケーンなのだ!悪天候アクションて「ジオストーム」もそうだけど、なんでこんなにバカみたいな楽しい展開になっちゃうんだろうな〜

 

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善人側のキャラクターも良くて、普通の気象予報士だったウィルが気がついたら事件に巻き込まれた挙句に電波塔をぶち壊したり上昇気流を利用して敵を一網打尽にしたり車から車に飛び移ったりと、ダイハード並に常人離れしたアクションを繰り広げてくれたのも最高だったな。何なんだこいつは(人の顔を覚えるのが得意なのでブラックミラーS1-3話「人生の軌跡のすべて」に主演した人だと一目で分かりました)!その他数えだしたらキリがないほどめちゃめちゃなんですが、トータルで見て「何も考えずに楽しめたな」って思えたので良かったです(自分の頭の単純さが)

映画感想 - フッド:ザ・ビギニング(2018)

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フッド:ザ・ビギニング

★★★☆☆

 

【あらすじ】

英国の領主ロビン・ロクスリーは何不自由なく暮らしていたのだが、徴兵により十字軍の兵士として4年戦地にいる間、屋敷、財産、恋人、全てを失ってしまった。せっかく生きて帰ってきたのにそんなアホな〜。しかし彼はこの街の政府が腐りきっていることに気付き、金持ちから金を奪って貧者に分け与える正義の義賊ロビン・フッドとして民衆を導いていく…な話

 

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【感想】

あのロビン・フッド誕生を描いた歴史アクション。タロン・エガートンジェイミー・フォックスが出ています。映画を愛し、映画に愛されてるので試写会で。いつもありがとう…。ロビン・フッド、たびたび映画化されてますけど日本人(というか俺)には「子供の頭に乗せたリンゴを射る奴」っていう印象しかない……と思ったら、それウィリアム・テルでした。今調べるまで完全に勘違いしてました。あやうく恥かくところだった…。でもそっちも結局何した人?って感じですが…

 

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それはさておき、こちらはめちゃめちゃお金をかけてほぼ完璧に再現された中世英国の建物、衣装、小道具、装飾、生活その他世界観はとても素晴らしく、その中で民衆を虐げる愚かな政府の奴らに立ち向かうため弓矢を放って立ち上がるロビン・フッドの八面六臂の大活躍、実に分かりやすい歴史エンタメアクション〜って感じで楽しかったですね。タロン・エガートンキングスマンの時みたいな何でもありのスパイグッズではなく華麗な弓さばきで敵を正確無比に討ち取る姿はカッコイイ!何でもできるな。ジェイミー・フォックス演じるジョンもかつてのロビンとの因縁を経てバディとして共に戦う展開も熱い!鉱山を馬車で駆け回るバトルや一致団結して悪を討つクライマックスは大迫力!

 

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疲れがたまっていたせいと割と単純な話なので少しだけウトウトしてしまいましたが、ロビン・フッドのことがシッカリと分かって知識の幅が広がったり、宗教や信仰に関する価値観も現代とは違ったりして、現代との差がなかなか興味深いやつでした

映画感想 - トイ・ストーリー4(2019)

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トイ・ストーリー4

★★★★☆

 

【あらすじ】

新しい持ち主ボニーの元で何不自由なく暮らすおもちゃ達。ある日幼稚園のオリエンテーションに参加したボニーは、心配で付いてきたウッディの影のサポートにより先割れスプーンから人形「フォーキー」作り出した。ボニーは満足そうだったが、フォーキーは自分をゴミだと認識してすぐに死のうとする。ウッディは何とかフォーキーをおもちゃだと自覚させようとするが…な話

 

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【感想】

「3」でおもちゃとしての自分のあるべき姿に対する答えを完全に示してバシっと完結させたはずなのに、これまたすごい冒険の話作るな…ってなってしまいました。ポスタービジュアルやCMで「この結末は想像を超える」って散々言うから「あ〜、今までで一番無いパターンの終わり方なんだな…」っていうのがある程度予測できてしまうんですけど(そういう変なバイアスはかけないで欲しい)、それにしてもこの終わらせ方を決断したスタッフの胆力、マジのリスペクトですね…

 

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いまPS4の「Detroit Become Human」をやっていて、それは人間に従順なアンドロイドの中に感情が芽生えて自分が何者であるかを問い続ける話なんですが、今作もなんだかそれに近いような心境の変化や、そこから導き出した結論がデトロイトに重なったように感じました。果たしてこの決断の先に何があるのか…そしてそれは正しかったのか…。完璧な三部作だったからこそ、さらに一歩踏み込んだ考えさせられる話でしたね…う〜ん、今まで以上に何も言えない!敬具