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映画感想 - 猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)

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猿の惑星 新世紀

★★★★★

 

【あらすじ】

人間に育てられた頭いい猿「人間と共存してえな~」

人間を憎んでる猿「人間滅ぼさなきゃ俺たちが滅亡するぞ~」

穏健派の人間「猿のテリトリーにあるダムから電力引っ張らせてくれたら何にもしないから頼む~」

みたいな感じで人間と猿が歩み寄ろうとするんだけどやっぱり戦争起きちゃう話

 

  

 

【感想】

余りにも面白が過ぎるだろ・・全体的な面白さが過度。猿たちの合成がもう本物の猿に芸を教えたんかってぐらい超絶リアル。映像マジックも過度。人間がカリスマシーザー率いる猿軍団と歩み寄ろうとしてお互いに助けあったりするんだけど、結局ささいな行き違いと考えの食い違いが破滅を引き起こしてしまう脚本の構成力と説得力が過度。何も言うことが無いわ。これは別に相手が猿じゃなくて人間に置き換えても何一つ違和感ないストーリー展開で、そこまで知能を高める原因を作った人間、なんと愚かよ・・・と思いました。

 

  

 

馬に乗りながら人間たちのコロニーにマシンガン両手持ちでぶっ放して攻めこんでく過激派の猿・コバの感情の流れも細かく表現して、戦争に発展するまでの流れをめちゃくちゃ丁寧に描いていくのも見事すぎ。テーマは猿と人間の戦争みたいなところだけど、エンタメ映画として立派に成立してるし、これはもう超傑作!見て損なし!前作の「創世記」は究極見なくてもいいけど、見てるとやっぱりより引き込まれていきますので、そちらもぜひ。

 

【前作】

猿の惑星:創世記