映画感想 - ミュータント・タートルズ(2015)
★★★★★
【あらすじ】
動物を人間のような姿に変えるミュータンジェンを浴びた亀が暴れる話
【感想】
頭空っぽにして一切深読みすることなくマジで楽しめる「ザ・娯楽映画」の真髄を見ましたね。マイケル・ベイ過ぎる。ある程度知ってるだけに最新技術を駆使して暴れまわるタートルズ、マジでサイコ〜だったな。エイプリルとタートルズの関係が母親と子どもみたいな設定になってて分かりやすいし、4人の亀もビビるぐらいキャラクターが個性的だし、悪者の悪巧みも「そんなんでいいの!?」っていうぐらいバカっぽいし、雪山を滑り降りるアクションシーンもとっても気持ちいいし、敵の本拠地に「鍵」という概念が無くてアッサリ侵入でき過ぎるのも頭悪くて良かった。アクション映画のおいしいところをギュギュっと詰めた分かりやすさの極北みたいな映画〜。
アクションの情報量がすごそうだから吹き替えで見たんだけど、エイプリルの声がすごい下手くそで、最後のスタッフロールでベッキーであると判明したので「頼むからプロの声優使ってくれ・・・」と思った。
あと見る前に思ってたのが「カワバンガって決めゼリフ、マジで一番いいところでしか言わないだろうなあ・・・」ってことだったんだけど、本当にそうなったのでどこまでも分かりやすいなと感心しきり。しかも全員で言わずラファエロしか言わなかったので主役はラファエロでもいいと思う。ミケランジェロがお調子者でドナテロがメカニックというところもあるので、レオナルドは空気。とにかく最高だったので手っ取り早くシリーズ化して、ロックステディとビーバップ、そしてクランケも出して欲しい。
あと、楽しみ方としては映画館じゃなくて、家でコーラとピザとか食べながら、友達と一緒に「カワバンガ出た〜〜!!!ヒュ〜ヒュ〜〜!!!」とか騒ぎながら見るとめちゃくちゃ楽しいとおもう。みんなそうしなさい。