映画感想 - ジェサベル(2015)
★★★★☆
【あらすじ】
映画開始2分で交通事故に遭って自分も下半身不随になってお腹の子ども恋人も死んでしまったかわいそうな女の人が父親が暮らす旧家に戻ってきたんだけど、そこで亡き母のビデオテープを発見。懐かし〜って見てたけどビデオの中の悪い予言がどんどん実現して、さらに踏んだり蹴ったりになる話
【感想】
プリデスティネーションに出演してすごい演技を見せたサラ・スヌークさん主演と、「ソウ」「インシディアス」と間違いなく面白いホラー映画を作ってきたスタッフによる、間違いない感じのやつ。ホラー映画の主人公が車椅子で全く体の自由がきかないっていうの何か新しかったな。走って逃げられないのが怖い。で、ホラー演出はまあ↑にある感じで古典的ではあるんだけど、とにかくこの女の人の出生の秘密や家族を取り巻く状況が余りにも不幸で「そんなに詰め込む!??!」って思って暗い気持ちになって、もう監督に恨みでも買われてるんじゃないかってぐらい踏んだり蹴ったりにされた挙句全く救いが無い感じで終わる展開がめちゃ良かったです。洋画ホラーにしてはジメジメした暗さがあるのも良い。
「車椅子で自由がきかない」ということは、這うシーンが出る、つまりおっぱいが強調されるシーンが出てくるのでは?!!??と思ってたら、案の定出てきたのでそこもよかったです。サラ・スヌークさん、今度はラブストーリーとかに出演できるといいですね・・・幸の薄い顔をしているけど演技力は確かなものよ。
風呂でうとうとしてたら幽霊がドーン!ベタですね
余談だけど、いちばん上のビジュアルは海外版のポスターなんだけど、日本版はこちら
微妙に違ってる・・・
【予告】