映画感想 - チャッピー(2015)
★★★★★
【あらすじ】
ヨハネスブルグで激化する犯罪をおさえるためにロボット警察が導入されたけど、開発者はもっとすごい自分で考えて人間のように成長する「完全な人工知能」を作り出すことに成功。こっそり廃棄ロボットを使って組み込もうとしたら金を稼がないといけないギャングに奪われてしまい、脅されながらインストールすると、見た目はロボット、中身は純真無垢な子どもの「チャッピー」が爆誕。しかしギャング三人のもとで暮らす羽目になってしまうが、いろいろ大変なことが起こってしまう・・・
【感想】
何の感想も言うまでもなくおもしれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最高〜〜〜〜〜〜〜〜。全く前知識入れてなかったんだけど、せっかく作った完全な人工知能、7日で金集めないとやばいギャング団に引き込まれることになってたのね。どんどんワルになっていったり、別の悪い奴にいじめられて火炎瓶投げつけられて燃やされる場面とか、やめてくで〜〜〜と思いました。同監督の「第9地区」も超絶面白かったんだけど、それとかなり世界観が似ていて、スーパーおもろであった・・・。国内では、公開前に監督に内緒で残虐シーンをカットした疑惑がもちあがってめちゃめちゃ炎上してたけど、実際見てみた分には特に違和感は無かったかな〜。そのことを知らないと「そんなことあったの?」ってなるレベルだと思う。問題のシーンがどういうのか逆に見たいわ。
今回はキャストもすごい良かったな。ブロムカンプ映画では常連のシャールト・コプリーが今回はモーションキャプチャー役で出ており、その姿は見ることはできなかったけどチャッピー役としてはもう最高であった。チャッピーの父・母の代わりとなるギャング二人もダイ・アントワードという音楽ユニットで、全く違和感ない演技と衣装(全部自前説)だったし、ヒュー・ジャックマンが珍しく悪者だったり、最近お偉いさん役がはまってるシガニー・ウィーバーも存在感たっぷりであった。最高だったのでもっとこういうの作ってくれ〜〜〜!!!!!