映画感想 - 戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(201
戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪
★★★☆☆
【あらすじ】
フリーターのおじさんが森でフラフラしてたら可愛い女の子に出会って、その不思議な魅力に惚れ込んで何とかお近づきになりたいと思うようになる。
持ち前のストーカースキルで家を突き止めたらなんかやけにボロボロだし入り口にペットボトルが吊るされまくってたり、肝心の女の子には気味悪がられるし(ほとんどストーカーなので)、挙句の果てに気が狂ったお母さんに濃い色のタンを吐きかけられたり散々なんだけど、それでもめげずに通っていたある日の夜、女の子がお母さんに暴行されているような声が響きわたっていたので意を決して室内に突入。
そしたらくるまってる布団の中から女の子の頭と、鱗に覆われた腕、そして大蛇の尻尾のようなものを見てしまった!工藤氏〜!なんとかして〜!という話。
【感想】
相変わらず工藤Dはいつも通り横柄に大暴れするんだけど、今回はどちらかというと投稿者のおじさんの成長物語に焦点が絞られた仕上がりになっておった。おじさんに感情移入させるために前半40分はタイトルも出さずにおじさんの投稿映像だけをたっぷり見せるという構成もいつもと違って新鮮だったし、今回はCG控えめで怪物的な怖さ・アナログな怖さを演出していたのもあってコックリさんと差別化できていて良かったな。シリーズ通しての面白さの頂点はやっぱり花子さん編ではあるけど、安定感がすごい出ていたね。気が狂ったお母さんの鬼気迫る表情は「ノロイ」に出てくる気が狂ったお母さん・矢野喜美子を彷彿とさせるというかかなり似ていたのでその辺りのクロスオーバー感もよかった。同じ役者さんだったらどうしよう。別にどうもしないけど。
前回手に入れた、コックリさんがとり憑いてるキツネの尻尾をバットにくくりつけてぶち殺そうとする工藤Dはやっぱり最高。前シリーズでも口裂け女のお守りをずっと使って数々の修羅場をくぐり抜けてきたので、今回もこのアイテムが鍵となるのか気になる。次回はいつ公開されるんじゃろ。
ちなみにTSUTAYAディスカスで商品個別のページを見ると皆の登録状況でその映画の「借りれる確率」が分かる仕様になってます(みんなが次借りたいリストに入れていると借りにくくなる)が、今までコワすぎシリーズは余裕でリリース当日に100%貸出OK状態だったのに、今回はみんな登録していたのかまさか50%の確率になっていました。コワすぎブームきてんじゃね…。それかファンは増えてないけどディスカスに追加された在庫が圧倒的に少なかっただけか。わたくしは前者だと信じています。みんなコワすぎ見てくれ〜!!スーパーオモロだから〜!!!!
【予告】