映画感想 - コードネームU.N.C.L.E.(2015)
★★★★★
【あらすじ】
ワイ、CIAの超敏腕でクールなスパイのナポレオン・ソロ。ひょんなことからKGBのスパイと手を組んで世界規模のテロを止めるべく立ち上がるんだけど、こいつとはも〜ソリが合いまへん!案の定どんどんピンチになっていって、果たしてテロは止められるの〜(止められる)!?ってなる話
【感想】
60年代にヒットしたTVドラマシリーズをガイ・リッチー(クールな映画作る人)がリメイクしたやつ。今さら見たんですけどめちゃめちゃ面白いですねこれ。やばいわ。スーパーマンで頑張ってるヘンリー・カヴィルが女に弱い敏腕スパイを演じてるんだけど、どこまでもクールなのにめちゃめちゃ失敗するのが完璧じゃない感じで最高のキャラクターだったな。車が壁に挟まって動けなくなったり盗聴器をめちゃめちゃ仕掛けられたり…。しかもその失敗を全く失敗と思ってなくて涼し気な表情をし続けてるのもいじらしすぎ。そして対照的に無骨で短気だが任務を淡々と遂行していくロシア人スパイ・クリヤキンとの掛け合いもめちゃめちゃ楽しいのであった。
付けなくてもいいのに料理するときにわざわざエプロンするのもかわいい
ガイ・リッチーの演出として、一瞬「何が起こった?」と思わせてすぐにその伏線を回収していく気持ちよさも「SUPER COOL!」でしたね。終盤の危機を回避する際の目の覚めるような話術とその伏線回収で、もう気持ちよさの極地!ぜひこのコンビで続投してどんどんシリーズ化していって欲しいな〜と思いました。痛快!
クリヤキンが一人でチェスをしているときに、行動をともにしている科学者の娘ギャビーさん(アリシア・ヴィキャンデル)が音楽かけながら踊り狂って邪魔するシーン、最高にかわいい!