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映画感想 - フィフス・ウェイブ(2016)

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フィフス・ウェイブ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

突然やってきた宇宙人による4度の攻撃で人類の99%が死滅してしまった!残された人々は手に手を取って対抗するが、宇宙人は人間に寄生してパッと見は分からないからどうすればいいんだ!そしてやがて来るであろう5回目の攻撃とは…!?な、話

 

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【感想】

キック・アス」のヒットガールでおなじみのクロエ・グレース・モレッツちゃんがどれだけ成長しているか確認するためだけに鑑賞しました。ううっ、大きくなって…成長著しすぎません?なんなん?アメリカって時間の流れ早いん?

 

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↑かわいい。で、肝心の話は、序盤で一気に地球が終わってクロエちゃんも普通の女子高生だったのに津波に巻き込まれそうになったり家族が引き裂かれて一人ぼっちになったり足を銃で撃たれたりと、も〜とにかくふんだり蹴ったりになるのがめちゃくちゃかわいそうでした。やめてあげてよね…そういうの…普通の女子高生なのに…クロエちゃんがそんなことになると見ててつらいからそういう役は今後はやらせないでください。でも最初の30分の展開はかなり怒涛でグイグイと引きこまれてしまいました(クロエちゃんに)。

で、宇宙人の攻撃がなかなか用意周到。第一波は「全てのインフラを破壊」、第二波で「めちゃくちゃな天変地異を起こす」、第三波で「謎のウイルス蔓延させて人類の99%を殺す」、第四波が「人間に寄生して乗っ取る」と段階的にきて、さて最後の第五波(=フィフス・ウェイブ)はどうなるの…!?!?みたいな感じで緊迫。一方、残された人類も結集して戦闘訓練を受けてソルジャーとして鍛え上げ、着々と第五波への対策を打ち始めて、一体どうなる…?となるんだけど、中盤なんかいきなりクロエちゃんが森で出会った男と恋愛に発展していく描写などが挟まって、異常に失速していきました。何その要素…いらんとまで言わんけど、もっとさらっとでいいでしょ…。

あと一般人の子どもを集めてソルジャーに訓練していくんだけど、めちゃめちゃ短期間で最前線で戦える駒として活躍し始めるのもめちゃめちゃ違和感あったな。そんなあっさり兵士になれるわけないでしょ…そして中盤から他の登場人物とは明らかに異質なファンタジーの世界からやってきたような女兵士が突然登場して、「何こいつ…」ってなったりと、中盤以降の綻びがすごかった。

なんかこの雰囲気、「トワイライト」とか「メイズランナー」、「ハンガー・ゲーム」っぽいな〜〜!と思ってあとで調べてみたら、原作はやっぱりティーン向けの小説のようでした。納得。前半がかなり良かっただけに中盤以降のつまらなさがやばくて、「惜しさ」しかなかったな。クロエちゃんじゃなくてもいいし…。宇宙人とのドンパチ大戦争は「インデペンデンス・デイ リサージェンス」を楽しみにしておきましょうね。

 

【予告】