映画感想 - デッド・ノート(2016)
★★★☆☆
【あらすじ】
新人警官レイチェルの初めての夜勤中に、車の接触事故で傷ついたおじさんが運び込まれてくる。しかしそのおじさんは多くを語らず沈黙を守り続けている上に、調べたところ数十年前に既に死んでいる人物だった。さらに持っていたノートには、様々な理由でこの警察署に収監された人々の名前が綴られておった。一体どういう事…?な話
【感想】
「ノートに名前が書かれた人は死ぬ」という設定により、劇場公開時に「デス・ノート」という挑戦的な邦題がつけられたものの、大人の事情が色々あって「デッド・ノート」に変更されてDVDスルーされた、内容だけ聞いたらスルーしてしまいそうな一品。スコットランドの田舎町で起こる一夜の出来事という雰囲気作り、グロ描写など力が入っていてその辺りは良かったです。ハッキリとは明示していないけど、一言でまとめると「人間ではない存在が地上に舞い降りて罪深き人々を裁いていく」という展開かな〜。
でもめっちゃキリスト教臭が強く、聖書をゴリゴリ引用してくるのでわたしのような詳しくない人は「???」ってなってしまいました。そして終盤に巡査部長が血だらけで有刺鉄線を体に巻きつけてショットガンを乱射しながら警察署に舞い戻ってきてレイチェルとドンチャン騒ぎを繰り広げるという超展開で「?」は極限まで高まり、そのまま終わっていきました。なんで神経高ぶっていきなりこんなことになったんだろうな〜謎だったな〜。
ちなみに日本版のジャケットはこれ。海外版の方がカッコイイね。
【予告】