映画感想 - サマー・インフェルノ(2015)
サマー・インフェルノ
★★★☆☆
【あらすじ】
アントニオ、ウィル、ミシェル、クリスティの四人の若者が人里離れた山奥で明日から始まる子供向けサマーキャンプの準備に取り組んでいた。万事問題なしと思いきや、謎のゾンビウィルスに感染!アントニオとミシェルが口から黒い液体を吐いて正気を失い、襲い掛かってくる!たすけてくれ〜!しかし、しばらくするとその症状は治まった。何で何で!?そしたら今度はウィルとクリスティがゾンビ化!何がどうなってるんや〜!一定時間でゾンビ化が入れ替わるこの事態に一体わたし達どうなっちゃうの〜!な、ドタバタホラー
【感想】
「REC」と「リミット」のスタッフが作ったという新しいゾンビパニック映画。何が斬新かというと、「感染者が一定時間で入れ替わる」という点。普通だったらゾンビになったらなりっぱなしだけど、しばらくすると正気に戻って(その間の記憶は無い)、また別の人がゾンビになる…そしてまた入れ替わるというやつ。新しい〜!こうすることでなかなかトドメを刺しづらく葛藤が生まれ、さらに泥沼になっていく…という流れが良かった。
ゾンビ化する原因も、犬か?謎の綿毛か?とか色々とそれっぽい要素を散りばめて、直接的な原因を中盤までミスリードさせる展開もそれなりに良いんだけど、ちょっと登場人物少なすぎ説ないかな…?10人ぐらいにしてもっと派手に入れ替わりまくって色んな死に方とか復讐心煽るとかバリエーションは出してほしかった。ここでそうするのかよ!みたいな胸糞展開はなかなか良かったのに、全体的にやや小さくまとまってしまってる印象はあったかな。やはり予算の都合か…?アイデアはとても良いので、もっと見たい!
【予告】
クリスティ役のジョセリン・ドナヒューさんはめちゃくちゃかわいかったですね。