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にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - ファウンド(2012)

えいが ★★★★☆ ホラー スプラッター

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ファウンド

★★★★☆

 

【あらすじ】

B級ホラー映画好きな少年マーティは学校ではいじめられており、グロテスクなグラフィックノベルを描くことと、家族の秘密を覗き見することが趣味だった。母親はベッドの下に元彼のラブレターを隠している。父親は車庫にエロ本を隠している。そして両親と仲が良くない兄のスティーブは、部屋に本物の人間の生首を隠している。

その生首はたいてい黒人の女で、定期的に入れ替わる。マーティには特に優しいスティーブは、いじめられて早退した日も「やられてばかりじゃダメだ。殴り返せ」と助言する。しかしマーティは兄の本当の姿を知っていた…。

 

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【感想】

未体験ゾーンの映画たち2017」にて。長編デビューのスコット・シャーマーによるホラー映画。役者も無名、映像の比率も16:9ではなく4:3ぐらいで、カメラワークや映像の質感に若干安っぽさが目立つものの、終盤は全く気にならなくなるぐらいアイデアが光るホラーの良作でした。一見すると「兄弟の絆」と「マーティ自身の心の成長」を描いたヒューマンドラマっぽいけど、結末にいたるまでの凄惨さと衝撃的なラストカットが強烈に印象に残るので最終的にはホラーとして脳裏に刻まれるなこれ…と思わされました。

 

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マーティとその友達が兄の部屋から借りてきた1978年製のC級ホラー映画を見るシーンでは女が無残に切り刻まれ、血を浴び、生首でシコるなどの変態的シーンをふんだんに詰め込みながら、終盤のマジのやばすぎるシーンではあえて音と声とマーティの泣き顔だけでそのむごさを想像させるという「見せるグロ」「想像させるグロ」が絶妙なバランスで配分されており、ここが低予算ながらもアイデアが素晴らしいところかなと。件のシーンではLive Leakのホンモノのグロ動画を見ながらラーメンをすすれる私ですら「こんなもん声だけでじゅうぶんや…」と思っちゃいましたしね。そしてその後のたった数秒だけのラストカットは、「屋敷女」を超えるほどのトラウマもんでした。こんな悲しい兄弟愛ある!?ホラー好きは必見です。

 

【予告】