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映画感想 - オッズ(2018)

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オッズ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

とある「ゲーム」に挑戦するプレイヤー(女)は、ゲームマスター(男)に連れられ密室へ。オンラインで監視され世界中に散らばる20人のプレイヤーが同時に体を張ったガマン対決6番勝負にチャレンジして最後まで脱落しなければ賞金100万ドルゲット。姿の見えない対戦者に目の前の嫌なゲームマスター、早く勝って帰りたい〜!

 

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【感想】

メインの登場人物2人・舞台は密室のみという割とこすられてるシチュエーションで、賞金のために過酷なゲームに挑戦する女の話。ゲーム自体は1つ目が「ろうそくの火の上に手をかざして耐えられるかなゲーム」、2つ目が「『何か』が入ってる木箱に片足突っ込んで耐えられるかなゲーム」など、段階を踏むごとにかなりキツくなってくる(一個バラエティ番組みたいなやつもある)もののそれ自体はかなり地味。でもほかの挑戦者が別のところにいて目の前にいるゲームマスターの仕切りでクリアかどうかが判断されるので「いつまで耐えればいいの〜!!グエ〜!?!」てなっちゃう様子はなかなか良かったですね

 

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で、こんなシチュエーションだから中盤あたりで見てる側の我々に「これ、もしかしてプレイヤーはこの女だけだったりして…?」みたいな疑念も根付かせる構成や、言葉一つで状況が変えていくゲームマスターの嫌な感じ、あえて拷問を直接見せずに結果だけポンと置いて過程を想像させる手法など、少ない制作費の中で面白く見せてくれる工夫は随所に見られて好感が持てました。5番目の拷問、まじでキツすぎて辛かった…。耐え抜く女プレイヤーがそこまで賞金が欲しい理由など、小規模ながら最後まで楽しめると思います!

 

【予告】