映画感想 - 神と共に 第一章:罪と罰(2018)
神と共に 第一章:罪と罰
★★★★★
【あらすじ】
火災現場で人命救助していた消防隊員のジャホンはうっかり死んでしまう。しかし人は死ぬと亡者となり、49日間で行われる7つの地獄裁判で全て無罪判決が出れば生まれ変われるらしい。ジャホンは19年ぶりに現れた「めちゃめちゃ善人」と認定され、カンニム、ヘウォンメク、ドクチュンの行列のできる最強地獄弁護士軍団とともに順調に無罪を勝ち取っていくが…?な話
【感想】
韓国のスーパーエンタメ冥界巡りアクション。開始1秒からフルテンションで展開する凄まじいカメラワークからのジャホンの死を皮切りに、誰の人物説明も全く挟まずに開始10分後にはもう第1の裁判ぐらい行っちゃうくらいのすごすぎるテンポの良さ!この時点でもう心を掴まれて、そのままOMOROが一切途切れることなく襲いかかってくる!めちゃおもろい!!
ジャホン(ときどき岡崎体育に見える)の人となりは最初はマジで分からないけど、裁判が進んでいくごとにそれまでの半生が少しずつ明かされていく構成で引きつけてくれて、そしてお約束のトラブルも起こりつつ、現世と冥界二つの舞台にして巻き起こるとんでもないスピリチュアル爆裂アクション!!と思いきや涙の鉄拳で殴りかかってくるかのように全力で泣かせにも来てくれて、感情がもうグチャグチャになりました…。すすり泣く声が聞こえる劇場…。全てのエンタメがここにあった…
全ての展開が良すぎて体感して欲しいあまり具体的には何も書いてないですが(それでもここまでダラダラ書けるの凄くないですか?)、来月パート2が公開されて今作で残った謎と伏線を回収しつつ、2は満を持してみんな大好きマ・ソンドクも出るとあっちゃ〜こりゃセットで見ないわけがない!今すぐ見に行ってください!「良さ」があるから…
【予告】