NETFLIXドラマ「ダーク」が面白すぎるのでシーズン2に向けて相関図作った
「ダーク」はNETFLIXで配信されているドイツ産のドラマで、原発にほど近いヴィンデンの街を舞台に、奇妙な運命に翻弄される主人公ヨナスを中心とした4つの家族を軸にして描く超絶おもしろドラマです。
本作の魅力は何と言ってもタイムトラベル、パラドックスをテーマにし、2019年・1986年・1953年の33年周期の3つの時代を複雑に行き来する脚本の完成度。入り組んだ伏線を解きほぐす謎の解明が凄まじい反面、登場人物が家族別、時代別に分かれてとにかく多いので記憶するのが大変という側面があります。6/21にシーズン2が配信されることもあるので、個人的なおさらいも兼ねてシーズン1の主な出来事の整理と人物相関図を作りました。
めちゃくちゃなネタバレで見た人向けの内容になってますが、興味がある人は是非見てみてください。
【前提条件】
※タイムマシンは「洞窟」「イス型」「携帯型」の3種類存在する
■2019年の人物相関図と主な出来事
■出来事
・ヨナスの父、ミハエルが自殺する。これを機にヨナスはPTSDになってしまう
・ニールセン家の末っ子ミッケルが洞窟の近くで行方不明になる
・ミッケルの父ウルリッヒは総力を挙げてミッケルを捜索するが手がかり0
・ウルリッヒはヨナスの母ハンナとゴリゴリの不倫関係にあったが、ミッケルの行方不明をきっかけに冷めていく。しかしハンナはめちゃくちゃめんどくさいメンヘラ女のごとき態度で引き下がらない
・ウルリッヒの弟マッツは1986年に行方不明になってしまっているのだが、2019年の今、1986年の当時のままの姿で目が焼け焦げた状態の死体で見つかる
・この街では33年周期で幼い子どもが行方不明になっていることに気づく
・ノアと名乗る牧師が、ヨナスの親友バルトシュに預言書を渡す
・エリック、ヤシンの二人の少年も行方不明になる
■1986年の人物相関図と主な出来事
■出来事
・ウルリッヒの弟マッツが行方不明になっている
・ミッケルは1986年にタイムスリップしてしまった。ヨナスも洞窟経由で1986年に行くのだが、そこで「自分の父親が友達の弟ミッケルである」ことに気づき愕然とする。助けようとするが、そうすると自分が産まれなくなってしまうのでこのまま静観するしかなかった
・ヨナス視点で言うと、2019年のハンナ（母）はウルリッヒ（祖父）と不倫関係にあり、マルタ（叔母）とキスをしたことでいよいよ精神が持たなくなってくる
・ハンナはこの時代からウルリッヒのことが好きで、ウルリッヒの彼女カタリーナとの仲を引き裂くために嘘の証言をペラペラと警官エゴンにしゃべり、ウルリッヒは勾留される
・ヘルゲは、ノアにそそのかされてマッツを誘拐しイス型タイムマシンの実験台に使った。そしてマッツは2019年に飛ばされて死亡する
・そのことを後悔していた2019年のヘルゲはボケ老人になろうとも1986年に戻って自分を殺害しようとするが、失敗に終わる
・タンハウスは、携帯型タイムマシンを完成させる
■1953年の人物相関図と主な出来事
■出来事
・2019年に行方不明になったエリック、ヤシンの死体が発見される
・ウルリッヒは洞窟を抜けて2019年から1953年にタイムスリップしてしまう
・マッツを誘拐したのはヘルゲだと確信したウルリッヒは、この時代の少年ヘルゲを殺せば歴史が変わってマッツが死なずにすむと考え殺そうとするが、未遂で終わる。ヘルゲの耳が潰れているのは2019年のウルリッヒのせい
・1986年にマッツの行方を追っていたエゴンは1953年当時も警官であり、2019年からやってきたウルリッヒを不審に思い、逮捕＆勾留する
・クラウディアは時計屋タンハウスにタイムマシンの設計図を渡し、作らせる。この設計図がどこからやってきたのかは不明
・タンハウスはウルリッヒが時計屋に忘れていったスマホを、タイムマシン制作に利用する
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以上、箇条書きですみませんが主な出来事はこんな感じ。間違ってたら教えてください。シーズン2は2019年6月21日に配信されますが、劇中でミッケルが行方不明になった日にちも2019年6月21日、という数奇な運命…。
