映画感想 - SPL 狼たちの処刑台(2017)
SPL 狼たちの処刑台
★★★★☆
【あらすじ】
タイのパタヤを訪れていた少女ウィンチーは、超極悪犯罪組織の手の者によりいきなり誘拐されてしまう。父親であり香港の警察官であるリーは、現地警察のチュイに捜査への参加を志願する。組織がウィンチーを誘拐した目的は?リーとチュイ、そして同僚のタクも加えた3人はタイを駆け巡り、組織を追う!果たしてリーは娘を救うことが出来るのか?な話
【感想】
香港の格闘アクションノワール。く、く、く、く、暗〜!!!!かなし〜!!主人公のリー、踏んだり蹴ったりでか、か、かわいそ〜!!!と、叫びたくなるほどに暗い話でしたね…。何故だ!何故ここまでする!!リーが何をした!!こういう悲しくて重い話は韓国が得意だけど、香港も負けてないねぇ…。悲し…
これも先日の戦狼と同様、アクションがすごい映画おすすめ記事に載っていたやつで、たしかにルイス・クー、ウー・ユエ、そしてトニー・ジャーの爆裂格闘はめちゃめちゃに凄過ぎて、一発ずつ爆発的な攻撃が決まるごとに笑っちゃうほど!まさに超高速×超爆弾的肉弾戦!そこはアッパレ!クンフー、ムエタイ、鉈、狭い部屋、精肉工場などなど、憎しみと怒りから生み出される凄まじい格闘シーンはほんとに一見の価値ありでしたね。中盤でエッ!?と声でちゃうほど完全に予想を裏切る展開もあったりして、そのあたり含めたストーリーが派手なアクションに相対して重過ぎるあまり、感情の置きどころにすごく迷ってしまったな〜。暗さと格闘がどっちも突き抜け過ぎてる!どういう気持ちで見ればいいんだ!的な。でもかなり面白い!オススメです
【予告】