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映画感想 - アナベル 死霊博物館(2019)

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アナベル 死霊博物館

★★★★☆

 

【あらすじ】

霊媒師ウォーレン夫妻は呪われたアナベル人形がこれ以上災厄をもたらさないよう、自宅のコレクション部屋に封印した。しかし夫妻の外出時に娘ジュディのベビーシッターメアリーの友人ダニエラがアナベルの封印を解いてしまったが運の尽き。アナベルのパワーに触発されて部屋に封印されてた様々なお化けが解き放たれて家がお化け屋敷そのものになってしまう!助けて〜!な話

 

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【感想】

お化けのスマブラかいっ!と思うほどにあらゆるお化けが登場する、アナベルシリーズの集大成のような様相が楽しい逸品。ちょっと前フリが長いところはあったけど、それはジェットコースターの「ガタン…ガタン…」の部分だなと割り切って、満を持して巻き起こるお化けオールスターズ大進撃は、「これこれ〜!」という最高の気分にさせてもらいました。恐怖!数秒後の未来が予知されるテレビ!恐怖!霧の狼!恐怖!目にコイン置き男!恐怖!「呪怨」リスペクトで布団の中に潜むアナベル!いや〜素晴らしいですね…。全てのお化けのビックリ演出もクリエイティブとアイデアに溢れてて気持ちが良い!個人的にはテレビとコインが素晴らしかったな〜。深くは言及されてないけど、ラ・ヨローナも出てきましたね?

 

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お化けが登場しても本当にジュディ達をビビらせるだけっていうのもものすごく安心感があっていいし、前方に座ってた4人組のギャルの客がビビらせシーンでほんとに声を上げてしまうというインタラクティブな良さもあって、「やっぱホラー映画ってこうじゃなきゃな!!」という気持ちにもなりました。ただ俺の真隣に座ってたメガネの男、てめーは何でもない、本当に何でもないシーンで10秒に1回ぐらいこっちに聞こえるトーンで「フフッ」と笑い続けたのはマジで気が散ってむかついたんだが…。おい…まあホラーを通り越してギャグのつもりで見てたからいいっちゃいいんだけど、もうちょっと周りのことを考えてくれ!ばかもん!「アド・アストラ」の時といい、この日は隣の客に恵まれない日だったな〜