どくしょ10 - 2011年6月のまとめ
読んだ本の数:3冊 / 読んだページ数:1034ページ
人格転移の殺人 (講談社文庫)
読了日:06月10日 著者:西澤 保彦
かなりややこしいけどきれいにまとまった
0の殺人 (講談社文庫)
読了日:06月17日 著者:我孫子 武丸
最初に「容疑者はこの4人だけ!」と断言されるのに見抜けず
ドミノ (角川文庫)
読了日:06月23日 著者:恩田 陸
関係ない人たちがどんどんつながってドミノ倒しみたいになってくの楽しい
3つとも共通して「ウオオオオオアアアアアー!!!」的に衝撃に打ち震えるようなものではなく、胸のつかえが取れるかのような気持ちよさのあるまとまり方をしていたのでライトな感覚で読めました。この中で順位づけするなら「人格>ドミノ=0の殺人」かな。「0の殺人」はこんなのアリかよ~と思うような若干コミカルな展開。「人格転移の殺人」は国籍も年齢も性別もバラバラの6人の人格が入れ替わりまくる空間の中で殺人事件が起こるんだけど、どちらかというと映画というか舞台で見たいな~と思いました。役者の演じ分けに全てがかかってる。ドミノはまあもうちょっとリアリティがあった方が面白かったかな。関係ない人がどんどんつながってく展開は楽しいけど。
今月のおもろ順位
1・人格転移の殺人
2・ドミノ
3・0の殺人
私的私的おもろ小説5選
殿堂入り・七回死んだ男、永遠の0、殺戮にいたる病
1・新世界より
2・慟哭
3・悪の教典
4・ダークゾーン
5・噂