映画感想 - ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中(2013)
★★★★☆
【あらすじ】
妻を亡くした爺さんが、孫を父親のもとに届けるため、色んな人々に迷惑をかけながらアメリカを横断する話
【感想】
jackassでおなじみのジョニー・ノックスヴィルが爺さんの特殊メイクを施して、孫役の子役とタッグを組んで人々にドッキリを仕掛けていくっていうタチの悪いロードムービー。ジョニーの顔は全国民に認識されているのでメイクしたんだろうね。PG12ってことで年齢制限が前作より下がってたけど、やってることはあんまり変わってなかったな。
オモチャの乗り物がドーン!
店の看板をドーン!
シャンパンタワーをドーン!
みたいな感じで神出鬼没でドッキリをかまして、人々の素のリアクションを楽しむ感じ。その前提条件は一切説明されないので、全く知らない人は終始キョトンとするかもしれないけど、よくよく考えたらjackassのことを知らない状態でこれだけ見る人は多分存在しないからOKかな。ゲロと痛いのは無かったけど、うんことちんこは結構出てきました。うんこ(偽物)をレストランにぶちまけるための装置とか、人間のちんちんがついた巨大魚(もちろん偽物)とかを制作する情熱を考えると本当に馬鹿馬鹿しくて最高だな~と思いました。
で、これまでのjackassは色んな人がチャレンジした滅茶苦茶なことをぶつ切りで展開していったけど、今回は今までのマンネリを打破するために設定を変えて、軽いストーリーもつけて見せるというところでうまくスピンオフ的に方向転換できてたな~と思いました。もうちょっと過激にやってくれてもよかったけどね。しかしドッキリをかまされる人々、みんなマジで心が広いよね。急に話しかけても付き合ってくれるし、エンドロールにちらっとネタばらしした時のリアクションも出てきたけど、その表情とかも最高。日本人は絶対のってくれないだろうな。
看板ドーン!