映画感想 - デッド・スノウ レッドVSデッド(2014)
★★★★★
【あらすじ】
前回生き延びた男が、ミラクルパワーで旧ソ連ゾンビ連合軍を復活させて、ナチスゾンビ軍団と戦う話
【感想】
めちゃくちゃ笑った!前作「処刑山 デッド卍スノウ」の幕切れ直後から始まる最高の続編。スプラッター、コメディ、キャラクター、全てがパワーアップして帰ってきやがった!
ゾンビ大佐「人間は皆殺しじゃ〜!」
「発射〜!」
「きゃああ〜!!!」ってどこのギャグ漫画だよ!
前作で右腕を斬り落としてまで生き延びた男が、何の因果かもみあいになってちぎれたゾンビ大佐の右腕を移植されてしまい、さらにその右腕のパワーのおかげで死者をゾンビにして従えることが出来るっていう強引すぎる後付け設定!そしてナチスゾンビ軍に対抗するために旧ソ連のゾンビ軍団を蘇らせて、ドンチャン騒ぎの大バトルが展開されるという激アツな展開です。加えて今回はアメリカからやって来たゾンビハンター集団「ゾンビ・スクワッド」や、ノルウェーのダメ警官、一番最初に仲間にしたゾンビなどの濃すぎるキャラクター達のおかげで、物語をさらに爆笑の渦に落としてくれます。まじで登場人物が最高過ぎたわ・・・。
主人公のマーティンも今回はなぜか格闘家みたいに強くなってる(医大生という設定は完全に消えてる)し、凛々しくなっているのでその辺りも注目していただきたい所存。スプラッター描写は多々あるけど、それ以上にコメディ色がめちゃくちゃ強くなって笑わずにいられない珠玉の一品なので、ぜひ見てみてください。前作のあらすじも最初の2分でギュッとまとめてくれるので見なくてもいいと思うし。
【前作】