映画感想 - アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2014)
★★★☆☆
【あらすじ】
宇宙人「男を夜な夜なナンパしては捕食しまくってるけど、皮膚病になってる男を捕食して以来、人間っちゅうもんに興味が出てきたゾ~~」みたいな感じの話
【感想】
監督は超名作ミュージックビデオを作ったジョナサン・グレイザー。
有名どころはこの辺。
で、これはメチャクチャ変な映画で、宇宙人がなぜ地球に来たとか、なぜ美女の姿に変装して男を捕食しているのかといったあらゆる理由が一切説明されなくて、ただただ捕食していく様子が「画になるビジュアル」とともに進んでいく。なげえ。で、途中で皮膚病で顔が変になってる男と出会ったのをきっかけに人間に興味を持ち始める・・・っていう感じなんだけど、1.5倍速で見てちょうどいいぐらいすげ~~ゆっくり物語を引き伸ばしてくる。で、ほぼ無音でセリフもほとんど無い。1時間48分。ながい!短編のミュージックビデオの手腕がすごいからこれもPVでいいわ!レディオヘッドの音楽にのせて5分ぐらいにまとめてくれ!と思いました。
アート的な見せ方とスコットランドの雄大な自然のおかげで見れるものになってるけど、とにかくすげー変な映画だったな~~。