映画感想 - ファン・ボーイズ(2009)
★★★★☆
【あらすじ】
幼なじみのスターウォーズオタク達「は~ファントム・メナス公開まであと半年だけど、仲間の一人が末期ガンで余命3ヶ月・・・公開前に死んじゃうじゃん!よ~し、こいつが死ぬ前にジョージ・ルーカスのスタジオに忍び込んで、フィルムを盗み出そう!」
って感じでオタク4人がアメリカ横断の旅に出る話
【感想】
このあらすじだけでオタク達の友情にうるっとくるんだけど、実際わたしはとてもやわらかな表情で見ることができた・・・。オタク版スタンド・バイ・ミーみたいな感じでロードムービーっぽい見せ方もしつつ、途中でスタートレックオタクに邪魔されたり、コールガールに騙されて怖いオッサンが出てきたりのドタバタ珍道中な感じも楽しい。こんなにスカイウォーカーランチ(ルーカスの本拠地)に簡単に入れるのかよっていうところで現実感なさすぎたけど、まあ基本的にコメディだからいいや。
幼なじみの4人のうち、一人はオタクを卒業して普通に会社勤めをしていて、「幼い頃から変わらず、いつかスカイウォーカーランチに忍び込もう!っていう夢を今でも持ち続けてる仲間」を卑下しつつも羨ましく思ったり・・・といった「脱オタ」してる奴もいて、4人の関係にドタバタ感が醸しだされてよかったです。男同士の友情は最高!
ちなみにスターウォーズに出演した人がカメオ出演してるので、その辺りも気にして見てみてくださ~い。わたしはスターウォーズのこと、そんなに好きではありません(エピソード2も3も見てない)。