映画感想 - イントゥ・ザ・ウッズ(2014)
★★★☆☆
【あらすじ】
魔女にかけられた「子どもが出来ない呪い」をとくために、「真っ赤なずきん」「真っ白な牛」「ガラスの靴」「トウモロコシのような金髪」を捧げることになったパン屋夫婦が森の中で右往左往する話
【感想】
「ハッピーエンドのその後を描いた・・・」って謳ってるけど、1時間半ぐらいしっかりそれぞれのストーリーなぞってたな。登場人物がけっこう多い割に話は整理されてたが、結局何が言いたかったんだろうな〜という気分にはなりました。ただシンデレラがめちゃくちゃかわいくて「ちょうど良いねえ〜」と思いながら見てました。
地味さがめちゃめちゃかわいい
もとがミュージカル映画なのでセリフの3分の1は歌で、嫌いな人はとことん嫌いなんだろうけど、みんな歌すげーうまいしどれもめちゃめちゃ名曲だったな〜。出だし15分の、登場人物を紹介しながらそれぞれの思惑を持たせて全員が森に収束していくワクワク感は異常。シンデレラの王子が浮気したり、「本当は怖い童話」にあったような「ガラスの靴を継母の娘に履かせるためにカカトを切り落とす」みたいなエピソードも再現されてて、家族で見るとけっこう衝撃受けるんじゃないかな〜と思いました。
余談だけどシンデレラの王子が脱ぎ捨てられた靴を頼りにシンデレラを探すシーンも再現されてたんだけど、これよくよく考えたら王子は人の顔が識別できない相貌失認なのかな・・・?って思いました。顔で分かるのにね。
【最初の15分の名曲】