映画感想 - そこのみにて光輝く(2014)
★★★★☆
【あらすじ】
仕事中に自分のミスが原因で人を死なせてしまって以来トラウマを抱えて無気力に過ごす綾野剛と、海沿いのボロ家に家族(父親は寝たきり、弟は仮釈放中)で住み、稼ぎが少なすぎて体を売らざるをえない池脇千鶴が出会ってしまう、けども一切何も起こらない話
【感想】
綾野剛のこと、何がいいんだろうという感情しか無かったんですけど、気だる〜い演技と暗〜い表情がこの映画にすげー合っててセクシーでよかったです。お話自体はマジでめちゃくちゃ暗くてほんとに何も起こらなくて、函館の田舎を舞台にして前にも後ろにも一切進まずに、ただその日を生きるだけの人々の話。そういう現状を打破したくてもがき苦しむけど、結局現実は非情で変えることができないのがつらぽよ〜〜な感じでした。
池脇千鶴の良さが良い。