映画感想 - 喰らう家(2015)
★★★☆☆
【あらすじ】
息子を亡くして失意のズンドコに沈む夫婦が新たな生活を始めるために田舎の一軒家に引っ越してきたけど、そこに「何か」が潜んでおり、一人また一人とその餌食になっていく・・・。
【感想】
家の中に幽霊が潜んでる系の手垢のつきまくった設定ではあるが、この手の話の幽霊は往々にしてある「いるの?いないの・・・!?どっちなの!?!?」みたいな曖昧感の怖さみたいなものが存在せずに、幽霊がもれなく黒焦げでしかもめちゃくちゃなパワー系なのが斬新でかなり良かったな。強烈なインパクトを残すことに成功しておったよ。
逃がさへんで〜貫通じゃい!
お腹パカーッ!その血しぶきは何?
まあこんな感じでとにかく80年代のスプラッター感にあふれていてよかったです。田舎町の住民が皆で結託して幽霊に生贄を捧げてる的な雰囲気も良かったんだけど、もうちょっと深く語られていたらさらに面白かったんだけどな〜。まあ今時珍しいめちゃくちゃなスプラッターが見たい方はぜひ。
【予告】