映画感想 - マッドマックス2(1981)
★★★★☆
【あらすじ】
家族を失ってめちゃくちゃ口数が少なくなったマックス(今作では17回しかセリフが無い)が、前作よりさらに荒廃してガソリンを奪い合うディストピアを彷徨ううちに精油基地を守る人々と暴走族の抗争に巻き込まれて、ガソリンが欲しいから暴走族の魔の手から逃れる手引きをしてあげる話
【感想】
2は前作以上に荒れ果てており、もう北斗の拳の世界そのもの。こっちが先なんだけど、どんだけ影響与えたんだっていうぐらいであった。だんだんマックスがケンシロウに見えないこともなくなるし。
そして超絶名悪役として登場したヒューマンガス様、まじで最高だったな〜。その他にも最も有名な手先のウェズなど、後世に残るバイオレンス文化を構築した功績はすごい。終盤のカーチェイスもいま見ても見劣りしないぐらいなかなかの迫力であったし。
たまに「このシーンいる?」「なんでこいついきなり死んだの?」っていう謎のシーンはけっこうあるけどその辺りも含めて愛すべきアクション映画だなと思いました。怒りのデスロードはよ見たい。