映画感想 - タイムシャッフル(2014)
★★★★☆
【あらすじ】
ルームシェアしてる3人組(男2・女1)の家の向かいから定期的に光が放たれていたのでなんだなんだと調べてみたら、「毎晩8時に24時間後の未来の写真を撮るタイムカメラ」があった!そして出てくる写真には、自分たちの未来の姿がうつっていたのだった…。
【感想】
タイムトラベルものの良作として紹介されておったので見てみました。結果としては、めちゃくちゃマイナーながらも、良い〜〜!!!!自分たちが未来や過去に行くことはなく、「24時間後の未来の写真」に振り回されていくシンプルなプロットながら、明日のドッグレースの結果を教えてもらって大儲けしたいダメ男、明日の写真に描かれてる絵を見ながら描けばスランプ脱出できるじゃん!って考える駆け出しの画家、彼ピッピ(画家)ともっとラブラブになりたい女など、完全に自分たちの私利私欲のために動いていくさまが「ありそう感」があって身近に感じられてよかったです。賭けが当たりすぎて胴元に目をつけられて3人の間に亀裂が入っていく展開はちょっと「おいおい」って感じはあったけど、うまくまとまってたと思います。
小さな伏線が終盤に効いてくるあのタイムトラベルものによくあるぞわぞわっとする感じも味わえたし、よかったですね。ただこれ、2014年の公開とは思えない古い雰囲気があったな。2009年とかそれくらいかと思った。出てる人も全く知らない無名の人たちだし…。でも特に有名な俳優女優を使わなくても立派な映画は作れるっていう証明になってよかったのではないでしょ〜か。
【予告】