映画感想 - コメット(2014)
★★★★☆
【あらすじ】
流星群を見るために訪れた墓地で出会った男女二人が、付き合って別れてごにょごにょするまでの6年間を描いた話
【感想】
特筆すべきは「6年間の出来事の時間軸が並行に描かれてる」っちゅうとこね。初めて出会った墓地、パリ、ニューヨーク、電車の中、部屋の一室と、それぞれ並行しながらあるカップルの恋愛模様を描いていくんだけど、シチュエーションの半分以上がケンカしてるかお互いの気持ちがすれ違ってるか、もう別れたあとかみたいになっててすごいモヤモヤするし、そこでたまに「付き合う寸前〜付き合った時の一番フレッシュな時間」が差し込まれるから余計につらぽよやんけ!と思いました。この切なさ、ブルーバレンタインにもちょっと似た感じがあったな・・・。
主演の二人の演技がとてもよくて、エミー・ロッサムの方はメガネがかわいいけど、だんだん「重さ」と「めんどくささ」が醸しだされてきてウザさが出てきておった。ジャスティン・ロングはこの夏にセイウチ人間になる予定だけど、ここではそんな素振りもなく女に振り回されていた。そして監督と主演の女がこの映画をきっかけに付き合いだしたらしい。何なんだよ!
【予告】