映画感想 - ピエロがお前を嘲笑う(2015)
★★★★☆
【あらすじ】
警察に目をつけられていた天才ハッカー集団「CLAY」のメンバー・ベンヤミンが出頭し、今まで自分のしてきたことを語りだすが、何かおかしい…辻褄が合わない…ってなって、一体何が真実で何がウソなんだ…という話
【感想】
ドイツ発のサスペンスの傑作として注目されて、ハリウッドのリメイクが決まったらしい(早くね?)やつ。リアルな生活は冴えないけどハッキングの腕を買われてハッカー集団「CLAY( Clowns Laughing At You = これが邦題 )」を結成してのし上がっていったストーリーを回想的に振り返るユージュアル・サスペクツを彷彿とさせる構成。あれも騙される映画だったけど、こちらも「100%見破れない」というめちゃくちゃハードルを上げた触れ込みだったので気になっておりました。
結果的には、まあ、わし、見破れませんでしたわね、ほほほ。頭の悪さがさらに露呈されるだけの結果になりました。「何回覆るか」というネタバレをしてしまうとアレなので詳しくはいいませんが、そのコピーに偽りは無いな、と思いました。話も分かりやすいしね。
インターネットの世界を地下鉄で表現する映像センスや音楽のチョイスもかっこ良かったし、何よりやっぱりピエロのマスクをかぶって活動するこの中二病感!非常によかったですね〜。仲間との結束もガッチリしてただけに、もうちょっと個々のキャラクターに深みが出せればもっと感情移入できて面白くなったかな〜。
【予告】