映画感想 - トゥモローランド(2015)
★★★☆☆
【あらすじ】
好奇心がもりもりの女の子と、挫折を味わい疲れ果てた元天才少年のおじさんが「トゥモローランド」という超絶未来都市への切符を手に入れたが、そこに隠された秘密を解き明かしつつ人類の存亡を守るために奔走する話
【感想】
「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」や「Mrインクレディブル」で監督を務めたブラッド・バードの最新SF作で、ディズニーランド内にあるトゥモローランドとけっこう関わってそうで、実はほとんど何もかかってないという騙されそうなSF映画。すべてが可能になるというトゥモローランドの大都市の映像美はイマジネーションに溢れてむちゃくちゃ素晴らしかったんだけど、2時間10分と長丁場な割になんか説明不足なシーンが多々あっていまいちストーリーに入り込めず、「何でこんな状況になってるんだ?」という気分になってしまった。う〜ん。
発明好きの天才少年の大人になった姿がジョージ・クルーニーなんだけど、ちょっと少年時代の面影無さ過ぎ…おっさん過ぎません…?人選ミスりまくってません…?という思いが駆け巡りすぎて集中できなかったというのもあったなあ。もうちょっと若くてイケたメンにした方がよかったと思うけど。
トゥモローランドへのナビゲーターをつとめるアテナ役のラフィー・キャシディー氏は、子役ながら非常にかわいく、飛んだり跳ねたり車を運転したりとなかなかアクションも頑張っておった。ちょっと橋本環奈氏にも似ている。映像美と子役だけが見たい、という方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。ディズニーランドのシーンは最初の5分で終わります。