映画感想 - バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生(2016)
★★★★☆
【あらすじ】
ゾッド将軍とすごい戦いを繰り広げたスーパーマン、ビルも何もかも破壊しまくったおかげでブルース・ウェイン(バットマン)の自社ビルもぶっ壊し、社員もめちゃくちゃ死んでしまう。両足切断と全てを失った社員を見て、平和は守ったけどやっぱりこいつはいずれ世界を滅ぼすな…俺がぶっ殺してやる!という感じでスーパーマンとドンパチを繰り広げる話。そんな中スーパーマンを陥れようと罠を仕掛けるレックス・ルーサーが暗躍する…!
【感想】
スーパーヒーローがめっちゃ戦う大変なやつ。大変でした。クリストファー・ノーランが関わってるけど監督ではなく製作総指揮なんで、そこまでノーラン色が出てるような感じでは無かったな。重厚感出してると見せかけて結構大味な展開だったような気がする。話をかき乱すレックス・ルーサーは、「スーパーマン・リターンズ(笑)」ではケビン・スペイシーがギャグキャラっぽくやってた記憶がちょっとだけ残ってるけど、ジェシー・アイゼンバーグ版は飄々としてて非常によかったね。
ちなみにこの二人の対決、「スーパーマン絶対勝つやんけ」って普通は思うけど、バットマンはノーラン三部作とはまた違うずんぐりむっくりした鋼鉄のスーツと、スーパーマンの最大の弱点(クリプトナイトという鉱石があると人間と同じレベルに弱体化する)をどこまでもついてくる狡猾な戦い方で、どっちが勝つんじゃい〜!とハラハラさせてくれましたね。タイトルにもなってるだけにその大バトルは緊張感に満ちていたけど、その後の展開が何か普通すぎるかな〜とは思ってしまった。新たな敵が現れて共闘+ワンダーウーマン(めちゃめちゃ美人)も出てくるのはテンション上がるけど、和解する原因 そんなアッサリでいいの!?ってなった。
ちなみに今後のシリーズに登場するチームメイトのフラッシュとアクアマンとサイボーグも一瞬だけ出てきましたね。正直フラッシュぐらいしか知らんけど…。今年「スーサイドスクワッド」、来年「ワンダーウーマン」と「ジャスティスリーグ」と、どんどんシリーズ化していくのでマーベルのアベンジャーズシリーズとともに追いかけていくのがこれからの楽しみになりそう。