映画感想 - リトルトウキョー殺人課(1991)
★★★★☆
【あらすじ】
LAの日本人街「リトルトウキョー」では、麻薬密売組織「鉄の爪」の拠点となっており、密売ルートの拡大を画策していた。ロス市警アジア特捜隊に所属しているケナー刑事は、相棒のジョニーとともに鉄の爪を壊滅させようとドンチャン騒ぎを繰り広げる。
【感想】
twitterでオススメされたけど存在を知らなくて、ちらっと調べたところ「絶対に見なければならない」と決意し、見てみた。ドルフ・ラングレンとブランドン・リー(ブルース・リーの息子)がタッグを組んで悪の組織を壊滅させるというベタ過ぎるストーリーで、超暴力で全員をぶち殺す豪腕と、全編めちゃくちゃに曲解された日本の描写が面白すぎてすごく好感が持てた。勘違いされた日本はいつ何時見ても笑ってしまうな…
「盆栽クラブ」とかいう日本娯楽の殿堂では女体盛りがデフォルト
「盆栽クラブ」では顔を白塗りした女二人が相撲をとっている。何なんだ
取り調べでドルフ・ラングレンが片言の日本語で「オヤブンハダレダ」とヤクザの子分に聞くと、誇りを守るために首の骨を自ら折って死んだ。そんなことはしないだろ
その他にも俳優が話す日本語がことごとく片言で最高に聞き取りにくかったり、コタツに布団がかかっていなかったり、あまりにも謎過ぎるパレードが行われていたりと物語が進むにつれてボケの数が増えすぎて全くつっこみが追いつかない仕上がりになっているのもすごい。そんな感じで突っ込みだしたら止まらないんですが、これを大真面目で作っているところがまた最高なんですよね。これを楽しめない人は本当に可哀想だと思う。
最終決戦に臨むドルフ・ラングレンの装束、意味不明すぎるだろ
【予告】