映画感想 - セルフレス 覚醒した記憶(2016)
★★☆☆☆
【あらすじ】
ガンに冒されてしまった超絶金持ちのおじさんが延命するために、謎の組織に推奨された科学技術を使って、若い肉体に自分の意識を移植させたら元気モリモリに!リア充を謳歌するがふとしたことから移植元の人の記憶がフラッシュバックしてきて、規約にあった「移植元の人物の素性を調べてはいけない」という決まりを破って会いに行ったらなんか組織に消されそうになってなんやかんやする話
【感想】
他人の肉体に意識だけを移植して若返るという方法がまあ結構手垢のついた設定。でも「ザ・セル」とか「インモータルズ」で幻想的な映像を追求しておったターセム監督のことだから、全てを手に入れた大富豪が最終的に肉体を入れ替えてでも生きながらえたい…!みたいな人間の根源的な欲望が描かれているのかな〜と思ったら、途中からよくあるアクションシーンにシフトしていったので、なんか薄っぺらいな〜!と思ってしまった。
フラッシュバックした記憶を頼りに元の家族に会いに行ったら奥さんともども危険な目にあっちゃうんだけど、気になるけどそもそも会いに行こうとするなよ!とはちょっと思った。でも会いに行かなきゃ映画として成立しないから難しいよね…そこんとこを違和感なく行動させられるとよかったんだけど。ライアン・レイノルズはデッドプールで頑張ってくれ!
【予告】