映画感想 - グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016)
★★★★★
【あらすじ】
スーパーマジックで悪事を暴いたフォー・ホースメンが、再び悪事を働こうとしている企業を告発しようとプレゼンを乗っ取るが、それをさらに見破る謎の人物によって四人がハメられてしまった!いそいで逃げるも、何故か一瞬でアメリカからマカオにワープしてしまう。そして流されるまま出会ったマカオを牛耳る天才エンジニアから「ある物」を盗んで来て欲しいと依頼される。果たしてどうなる?
【感想】
「グランド・イリュージョン」の続編。キャストは女性以外続投(ヘンリー役はちょうど産休に入っていたらしい)。今回はダニエル・ラドクリフ扮する悪のエンジニアとの対決が一番の見どころで、騙し騙されの連続でハラハラしつつもこれぞエンタメ映画!って感じでめちゃめちゃ楽しく見れたな〜〜〜〜。特に、厳重なセキュリティの中、トランプに貼り付けた情報チップを超絶トリックと奇跡の連携プレーで盗み出すシーンはマジで良かった。盗みだした瞬間拍手したかったな…。「わざわざそんなことしなくていいだろ!」とか「奇跡的すぎる!」みたいなところはあるけど、そういうのに目をつぶって痛快さを楽しむことが映画の最大の魅力だと思います。はい。
前回、ホースメンのメンバーを操るボスの過去が前回の設定を活かしつつもうちょっと深掘りされて描かれて、ボスの人間味に深みが出ていたのも良かったな。見せ場も多かったし。あと、マジックを利用した戦闘術もアイデアに溢れていて斬新であった。伏線がキレイに収束していく様も前回よりもグレードアップしていて、総合的に本当に満足したな。前作はNEFLIXとかで配信されているのでそっち見てから見よう!
【予告】
ジェシー・アイゼンバーグは坊主じゃないほうがいい