映画感想 - ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)
★★★★☆
【あらすじ】
株取引の資格を取るために証券会社に入ったベルフォート。しかしいきなりブラックマンデーの憂き目にあったおかげで、株式仲介人として小さな会社に転職。そこで絶対に儲からない株を言葉巧みに言いくるめて高値で買い付ける才能を発揮してめきめきと頭角を現し、その勢いで「ストラットン・オークモント社」を設立。投資詐欺とマネーロンダリングでめちゃめちゃに稼ぎまくって毎日毎日酒・女・ドラッグのスーパーパーティーに明け暮れまくるが、FBIに目をつけられてどうなる…?
【感想】
投資の詐欺と資金洗浄でめちゃめちゃ人を騙して稼ぎまくった実在の人物をディカプリオがハイテンションで演じたコメディ。株とか投資のことはよく分からないし3時間もあるからちょっと敬遠してたんだけど、余りにもテンポが良すぎるのと専門知識が無くても「とにかく悪いことして稼いで調子乗りまくってんな」というのが強調されてめちゃめちゃ楽しかったな。何だこれ。最初に入った証券会社の上司とのやりとり(上司はマシュー・マコノヒー)もただならぬ雰囲気で唖然とするし、ベルフォートが自分で会社を設立してから破竹の勢いで会社が急成長していく過程、調子に乗りまくって生活が激変して何もかも変わっていくところも痛快で面白い。
こういう調子に乗った人ってたいていヒドイ目にあうのがよくある話なんだけど、ディカプリオの調子に乗りっぷりのスケールがどんどん凄くなっていって、そのまま止まらないんじゃないかってぐらい調子に乗り続ける展開も新しくて良かったな…。あと、二番目に結婚した超美人のモデル、「スーサイドスクワッド」のハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーだったね。めちゃめちゃ美人でビビったな。
クスリでぶっ飛び過ぎて全く歩けなくなるのに車に乗って帰ろうとするこのシーン素晴らしすぎたな
【予告】