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映画感想 - ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2016)

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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

★★★☆☆

 

【あらすじ】

どこにでもいる地味な少年ジェイクは幼少のころから、祖父から嘘みたいな奇妙な人々と暮らしており、そして自分はモンスターと日夜戦っていたという武勇伝をいつも聞いていた。ジェイクが16歳になったある日、大好きだったおじいちゃんの目がくり抜かれて殺される事件が発生した。死ぬ間際に「ケインホルム島へ行け。そこで1943年9月2日に戻るのだ」と指示される。おじいちゃんの言葉の意味を解き明かすためその島へ向かう。

 

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【感想】

ティム・バートンお得意の何か変な奴がいっぱい出てくるファンタジックなやつ。この色んな特殊能力を持ってる子ども達が出て来る…というプロット見た時点で「ああ〜終盤このこいつらの変な能力を使った連携プレーで悪党をなぎ倒していくんだろうな〜」とわくわくしてたんですが、期待値が上がりすぎてそこまで目の覚めるような展開ではなかったかな。もっとジョジョ5部みたいな知略の限りを尽くして戦ってほしかったよ。

 

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空気より軽くて浮いちゃう子、体内に蜂を飼ってる子、ずっと透明な子、後頭部にでっかい口がある子、物に生命を吹き込める子など、さまざまな特殊能力を持ってる子どもたちや、ペレグリンと子どもたちは1943年の9月2日を永遠に繰り返しており、その設定と理由付けなどはもうティム・バートン好きそうだね〜って感じで原作との相性よかったな。敵もジェイクしか見えない上にかなりきもいという設定もよかった。キャラクター、世界観、ともに良かったのに何故そこまで燃えあがらなかったんだろう…。う〜ん。さらに調べたところによるとずっと布をかぶった双子は映画オリジナルらしい。終盤明かされる能力とかを考えると「いれる必要あった…?」とは思った。課題の残る作品だったな〜。頑張れティム・バートン

 

【予告】