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映画感想 - ワンダーウーマン(2017)

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ワンダーウーマン

★★★★★

 

【あらすじ】

神が作りし部族アマゾネスは女だらけで霧に隠れた桃源郷の島でひっそりと暮らしていた。唯一の娘ダイアナは外の世界を知らずに力強く成長するが、ある日 突然戦闘機が境界を破って漂流してくる。パイロットのスティーブを介抱すると、なんでも自分はスパイで、敵軍が毒ガスの新兵器を作って戦争に勝利する計画の阻止に奔走していたらしい。ダイアナは「人類がここまで争うのは戦いの神アレスがけしかけとるからや!止めな!」と奮い立ち、外の世界へ飛び出す…!

 

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【感想】

バットマン×スーパーマン ジャスティスの誕生」で出てきたワンダーウーマンの単品映画でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のような「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズのやつ。正味の話バットマン×スーパーマンは終盤いきなり失速したのと、「スーサイド・スクワッド」も時効だから言いますがハーレクインのケツ以外はめちゃめちゃつまらなかったので「おいおいおい完全にMCUに押されとるがな」と思っていた流れからのワンダーウーマンということで割と心配だったんだけど、めっっっっっっっっちゃめちゃな面白伝説がここにありました。

 

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まずワンダーウーマン役のガル・ガドットが目を見張るほどに美しいという時点でググッと引きつけられ、序盤でアマゾン族のしきたりや戦わなければならない理由を力強く丁寧に描きつつ外の世界に飛び出す決心をするわけですが、今までずっと楽園みたいな島で暮らしていたため世間とのズレがめちゃめちゃあり、それがお茶目で最高に可愛いんですよ…!

 

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島の衣装はどう考えても浮くので服屋でいろいろ試着するシーン。かわいい。でもこの状態でめちゃめちゃでかい剣と盾はずっと装備してて、そのアンバランスさも良かった。戦争真っ最中の重い雰囲気ながら、相棒のスティーブ(クリス・パイン)とその秘書がツッコミ役になることで中盤をコミカルなものにして親しみをもたせてくれたのがいい温度感でした。DCシリーズはダークナイトから脈々と伝わるシリアスなノリが良くも悪くも緊張感でいっぱいなので、そこが前シリーズと違うところかな。そう考えるとスーサイド・スクワッドのハーレクインもいい仕事をしていたといえますね。で、このあたりで見ている観客は全員ダイアナ氏の萌豚親衛隊となり果てながら、中盤以降は戦火をくぐり抜けて人間どもの争いを止めようと奮起します。ここでワンダーウーマン誕生時のテーマである「女性の強さ」を存分に見せつけてくれる!この流れがかなりキレイでしたね。

 

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銃弾など効かぬ!

 

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強い!

 

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力こそパワー!

 

周囲の全てがぶっ壊れるほどの大バトルを展開しておきながら見た目の傷がつかないどころか最後まで一切の汚れがつかなかったところも含めて、全人類の憧れでしたね…。ラスボスの登場の仕方が突拍子もなさすぎてビックリしたけどガル・ガドットどのがもう美し過ぎるのでまあ目をつぶってください。逆に汚すなんてとんでもないですよね。可愛いは正義。次は11月のジャスティス・リーグかな。

 

【予告】