映画感想 - スパイダーマン:ホームカミング(2017)
★★★★★
【あらすじ】
「アベンジャーズ(2012)」でチタウリとの戦いのあと、廃品回収業者のトゥームスは、チタウリの技術を使ってめちゃめちゃ強い武器や兵器を秘密裏に売りさばいておった。そして「シビル・ウォー」でアベンジャーズの仲間割れバトルの際に呼ばれて才能を見出されたピーター・パーカーは、トニー・スタークに認めてもらおうと街で人助けを地道に続けるが、次の任務の話は全く来ない。一体いつになったらアベンジャーズになれるんや〜!
【感想】
トビー・マグワイアの初期スパイダーマン3部作、アンドリュー・ガーフィールドのアメイジング2作と全部見て、「も〜スパイダーマンお腹いっぱい!空中アクションも飽きた!」ってなってたんですが、今回は権利的な関係が明瞭になってマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズに組み込まれたということもあり、今までで最高に面白かったな〜〜〜!!!!最高すぎ〜〜〜〜!!
今回のスーツは、トニー・スタークが作ったのでめちゃめちゃ高性能なのがまず良かった。AIが組み込まれてピーターのサポートを音声でやってくれたり、偵察モード、尋問モード、そして使わなかったけど即死バトルモードなど、様々な形態があったのが全シリーズとは違う斬新なところだった。さすがトニー・スタークの資本力…。今後も新機能をどんどん見せてくれると想像するとわくわくしますね。
そして今回のピーターはトム・ホランドが演じているんだけどどのシリーズよりもおしゃべりで天真爛漫でお調子者で幼い!それがまた良しな反面、若さゆえにどのシリーズよりも未熟で空回りし、失敗ばかりするんですよ。途中でも〜見てらんね〜ってなるし案の定トニー・スタークにもがっかりされて挫折を味わうものの、決して諦めない心が悪を許さずと突き進み、その結果どのシリーズよりも強く成長する…!!!これが最高たる所以でした。応援したくなること間違い無しです。
今回のヴィランはバルチャーで、マイケル・キートンなんだけど、過去に「初期バットマン」を演じ、「バードマン」で久々に主演を演じるなど空(くう)に関する役どころが印象的ですね。彼もまた守るべきもののために悪事を働くという人間くさいところもあり、完全なる邪悪ではないところも今回のテーマに少しあっていてよかったと思います。それでも圧倒的な「凄み」と「カリスマ性」はあったけど。あの、素顔の状態で予想外のところでピーターと初対面を交わした際の、ピーターの頭真っ白絶望感…。そしてその後の車での会話。うっうっ…おそろしやおそろしや…。そんな感じで、全てにおいて超絶グレートアップした今作、も〜飽きたと思ってる人こそ見てほしいですね。敬具
ちなみに、ヒロインはブスでした。なんでやねん。そのくせアンゴーリー・ライスちゃん(1兆年に1度の超絶美少女)をめちゃめちゃな脇役に配置する監督はいつか殺そうと思います。
【予告】
【スパイダーマン関連】
5年前に書いたアメイジングの感想、言ってることあんま変わらんな
【アンゴーリー・ライスちゃんの可愛さはこちらから】