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映画感想 - アトミック・ブロンド(2017)

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アトミック・ブロンド

★★★★☆

 

【あらすじ】

1989年、東西冷戦末期のベルリン。世界各国のスパイの情報が記された超機密リストが奪われてしまった。MI-6の凄腕女スパイ・ローレンは単身ベルリンに乗り込み、現地の協力者パーシヴァルとともにリスト奪還に動き出す。しかしローレンにはリストの情報を漏らしたMI-6内の二重スパイを探し出すという任務も兼ねていた。一体どうなる?

 

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【感想】

マッドマックス怒りのデスロードでフュリオサ隊長を演じたシャーリーズ・セロンがめちゃめちゃカッコイイ、女版ジョン・ウィックみたいな感じのスパイアクションサスペンス。登場人物が結構多くてごちゃつきそうだったので事前に公式サイトの相関図をざ〜っと見ておいたのが功を奏して、かなりスッキリ分かりやすくなったかな。そしてだいたいこいつが怪しい…とかこいつが実はアレでは…とある程度予想していたら割とその通りに展開していってしまったんだけど、それを上回るほどのローレンのキャラクター造形とアクションシーンの良さで、全体的にはかなり満足できました。

 

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↑この辺の割と無茶なアクションもありつつ、驚異的な長回しアクションシーンはかなり圧巻だったな。「トム・ヤン・クン!」や「トゥモロー・ワールド」とかにもあったけどとにかく臨場感が段違い。建物に入って階段登って怪我人を保護しつつ、そこから階下へ降りながら男達と殴り合い、銃を撃ち合い、お互いボロボロになりながらも屈せず戦うというカッコ良さよ…。

 

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そしてやっぱり絶対に忘れられない名シーンが、フランスの女スパイ・デルフィーヌとのどすけべ濃厚レズセックスですよね…。事後のローレンが完全に男になっているのも最高。色んな意味で見どころたっぷりな上、「スプリット」で多重人格を演じ分けたジェームズ・マカヴォイ、リメイク版「IT」のペニーワイズ役のビル・スカルスガルドも出ており、脇を固める配役も盤石。良いです。デルフィーヌもどっかで見たことあるな〜と思ったら、「キングスマン」の足サーベル女であり、「ザ・マミー」の呪いの女王でした。良いキャスティング。

 

【予告】

 

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