映画感想 - キングスマン:ゴールデンサークル(2017)
キングスマン:ゴールデンサークル
★★★★★
【あらすじ】
表はスーツの仕立て屋、裏ではスパイ組織としてイギリスで暗躍していた「キングスマン」は、サイコ女ポピー率いる世界的麻薬組織「ゴールデンサークル」によって物理的に完全に壊滅させられてしまう。こいつは困った…と生き残ったエグジーとサポート役のマーリンは、アメリカのスパイ組織「ステイツマン」と手を組み巨悪を討つ!
【感想】
ミラクルパワー(試写会)にて二ヶ月ぐらい前に鑑賞。いや〜〜〜開始3秒でいきなり始まるカーチェイスを筆頭に、カメラワーク、アクション、格闘、ギャグ、クール、ちょいエロ、ジェントル、イマジネーション、再会、別れ、演出、スパイグッズなど、考えられる限り全ての最高がギッシリ詰まりすぎたThis is エンタメ映画!という感じで痛快でした。前作で頭を撃ち抜かれて完全に死んだはずのガラハド(コリン・ファース)が生きてたのはめちゃめちゃに無理があったけど、まあ〜〜〜細かいところはいいでしょう!いないと始まりませんから!!
今回はアメリカのスパイ「ステイツマン」の助けを借りるんだけど、投げ縄使いのウイスキーが完全にカッコよかったな…。チャニング・テイタムよりめっちゃ出番あるし、ガンアクションや投げ縄も最高にクール。良い。ステイツマンはウイスキー、バーボン、シャンパン、テキーラなど酒になぞらえたコードネームなのもアメリカっぽいセンスで良かったな。
ただ、まあ、ストーリーに関してはもうグッチャグチャのめっちゃめちゃ過ぎるんで、リアリスト思考の皆様におかれましては何じゃそりゃと思うところが全編に渡ってあるのは正直なところです。ですが、いったん、そこは、置いといて!!!とにかく何も考えずにエンタメをここまで凝縮して2時間に詰め込んだマシュー・ヴォーン監督には拍手を送りたいものですね…本当に痛快、全てが気持ちいい。三作目もやる気マンマンらしいです。この調子で娯楽を詰め込んでほしい!
【予告】