映画感想 - エンジェル、見えない恋人(2016)
★★★☆☆
【あらすじ】
透明人間男子のエンジェルは世間から隠された存在だったが、ある日マドレーヌというおいしそうな名前でかつ盲目の女の子と運命的に出会い、急速に愛し合う。しかし、マドレーヌは目の手術を受けることになると聞き、透明人間であることがバレてしまう…!?
【感想】
ベルギー産、幻想的なおとぎ話のようなテイストで紡がれるラブファンタジーの佳作。細かいことは気にせず、エンジェルからのFPS視点をメインにおいたこだわり続けたカメラワークと、俗世間から断絶された山奥の荘厳な屋敷に夢の中のような色彩感覚、そして二人のフランス語による愛の囁きが混ざり合い、それはそれは美しい世界が広がっておりました。反面、極限的に眠さを誘発するデメリットもありましたが、どこまでも一途な愛を貫く二人を見て、「エターナルラブ…」と願わずにはいられませんでした
目の手術を終えて再会を果たし、正体を明かす前に目隠しをして裸で愛を語るシーンでエンジェルが透明の手でマドレーヌのおっぱいをもむんですが、瞬時に「インビジブルのケビン・ベーコンやないかいっっ!!!!!!!」と思いました。その他にも要所要所でめちゃめちゃ面白い瞬間があったんですが、そんな邪なことを考えるような私はこの美しい映画を見る資格はありません…さようなら。マドレーヌちゃん、幼年期、少女期、成人期と三人の女優さんが演じてるんですが、100%の確率でかわいいです
【予告】