映画感想 - ヒドゥン・フェイス(2011)
ヒドゥン・フェイス
★★★★☆
【あらすじ】
スペインからコロンビアに移住したイケメン指揮者アドリアンと恋人ベレンだったが、女癖の悪さを疑ったベレンは突如失踪。そんなつもりはマジで無かったので悲しみに暮れるアドリアンだったが、新たな恋人ファビアナをいきなり作って家に住まわせた。しかしファビアナは家の中で奇妙な現象に悩まされる…一体何〜!?な話
【感想】
スペインのミステリー「ロスト・ボディ」を見たときにこちらもオススメされたので、すぐ見る課の係長としてすぐ見ました。う〜ん、これもまた良い…スペイン映画は面白いな〜!ロストボディ、インビジブルゲストとはまた毛色の違うサスペンスで、「運命じゃない人」を彷彿とさせる視点の切り替えギミックが楽しい一品でしたね!
全員そこまでの悪者ではないのに全て状況を理解している我々見る側からすると全員がマヌケに見えてしまう展開はちょっとバランスを崩すとつまらなくなりそうなものの、うまく綱渡りをして男と女の悲しきすれ違いサスペンスとしてしっかり成立しておりました。これもまた予備知識やあらすじなど入れずに見た方が面白く見れそうですね。スペイン映画そういうのばっかだな!今見るとこの日本版ジャケも割とストーリーの根幹を描いてしまってるわ…未見の人はあんまり拡大して見ないほうがいいと思います
中心人物となる女性のベレンとファビアナの二人、どちらも可愛い上におとぼけが効いてる良いキャラでしたね(個人的にはファビアナの方が好きな顔面)。二人の唯一の会話シーンもここだけ日本のコントみたいになってクスッとさせてくれるし。さらにファビアナさんはめちゃめちゃ風呂に入って全裸を惜しげもなく見せてくれるのも最高でした。ただ、そば屋でざるそば(大盛)食ってる時にいきなりおっぱいを出すのはやめていただきたかったですね…こんな私でもさすがに人目は気になりますから…
【予告】
この予告はかなり良く出来てる