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映画感想 - 特捜部Q 檻の中の女(2013)

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特捜部Q 檻の中の女

★★★★☆

 

【あらすじ】

殺人課刑事カールは捜査中に重傷を負い、復帰後に特捜部Qへ飛ばされる。そこは事件書類の整理という地味部署だったが、同じく配属されたアサドとともに過去に起きた女性議員ミレーデ失踪事件の再捜査に着手。自殺として打ち切られてたが、書類の綻びを読み解くと彼女はまだ生きている気がする。めちゃ地味な捜査の果てに行き着く真相とは?ミレーデはどこへ行ったのか?な話

 

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【感想】

今まで3つ作られ、最近4作目が未体験ゾーン枠で出たデンマークのミステリー映画。最新作がかなり評価高いのでとりあえず過去3作みとくか〜ってことで見たけど、かなり地味〜なのに終わってみたら「めちゃおもろかったな…?」となりました。そらシリーズ化しますわね!面白いから!

 

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ミレーデはカールの予想通り生きてるんだけど、死ぬより辛いことをされており、それがカール達の捜査と交互に展開されて「つらい…早く見つけてくれ〜!」とめちゃくちゃ感情移入してしまうのに、二人は厄介物で向こう見ずだから上司に「書類の整理だけしてろ!!勝手に予算を使うな!」と怒られる…刑事モノにありがちな展開〜!そんな基本をしっかり抑えながらも犯人の行動がかなりエグいので最後まで目が離せなくなりました。シンプルながら渋く力強い脚本!

 

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で、カールとアサドの、お互いに踏み込みすぎず&感情も出さずに淡々と一緒に行動するバディ感も割と新鮮だったな〜。だいたいバディものって陽気な黒人と堅物な白人がぶつかりながら解決するけど、カールとアサドの個性の無さ!ヒゲの有無しか違いがない!シリーズ重ねるごとにそれぞれ個性出るのかな?まあこのままでもかなり心地よい距離感でしたね。新作が次に上映されるのは4月だから、月1でシリーズ見ていって、満を持して新作「カルテ番号64」見よっと!!

 

【予告】