映画感想 - タグ(2018)
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★★★★☆
【あらすじ】
幼なじみのおっさん5人組は子供心を失わずに「毎年5月の1ヶ月間はガチ鬼ごっこをやる」というお決まり行事を30年間続けていた。その中でもジェリーは今まで一度も鬼になったことがない最強プレイヤーなのだが、5月末に彼の結婚式があるという。千載一遇のチャンス!!ということで、残りの4人があの手この手で鬼にしてやろうと画策する…!な話
【感想】
ホークアイでおなじみのジェレミー・レナーが無敗の最強プレイヤーとして出演してるコメディ。事実をベースにしてるのがすごい。ほんとにこんなことやってるおっさん達がいるんだな〜というほんわかさがある…(実話映画にありがちな、最後に実際の映像も差し込まれて最高)。ジェレミー・レナーがおばさんバッグを使って弓を引くパロディシーンなんかもあってサービスたっぷり。鬼を回避するためにやりすぎるぐらい用意周到なのも面白い!
ストーリー的には事実を映画にするためやや誇張してたり普通に迷惑行為になってたりするところはあるけど、トータルで見るとおっさん達が30年以上も友情を維持しながら笑顔でギャーギャー騒ぎながら鬼ごっこを心から楽しむという姿、これに尽きるわな!鬼になりたくない・鬼にさせたいというお互いの思いが強すぎるあまり疑心暗鬼になってしまっても、根っこではしっかりと繋がってる絆は普遍的に素晴らしいものですね。交友関係は年と共に変わって学生時代の友人はゼロに等しいから、こういう「心の友」の存在は羨ましいもんですね。