映画感想 - ワイルド・ストーム(2018)
ワイルド・ストーム
★★★☆☆
【あらすじ】
無茶苦茶なハリケーンがアメリカ西海岸を直撃するタイミングに合わせて、武装犯罪集団が火事場泥棒的に現金処理施設から6億ドルもの大金の強奪事件が発生!あと一歩で金庫を開けられそうになるが、最後のパスワードを知る者は財務局のケイシーだけだった。そしてそこにいかつい災害対策特殊車両を乗り回す平凡な気象予報士が巻き込まれる!果たしてどうなる!?な話
【感想】
「ハチャメチャにバカ過ぎる頭空っぽアクション映画が見たい!」って思う時が月に何度かありますよね?今日がその日でした。というわけでこれ。はい、めちゃくちゃ過ぎる!大金強奪と超巨大ハリケーンを掛け合わす必要あるか!?何でこんな日じゃないとダメなんだ!?など謎の要素はありますが、そういう疑問を文字通り吹き飛ばしてくれる凄まじいハリケーンアクションは一見の価値アリ!登場人物の誰も深掘りせず、ただ強風に吹き飛ばされて死ぬ駒としてしか描かれないのもアッパレ。まさに主人公は他でもないハリケーンなのだ!悪天候アクションて「ジオストーム」もそうだけど、なんでこんなにバカみたいな楽しい展開になっちゃうんだろうな〜
善人側のキャラクターも良くて、普通の気象予報士だったウィルが気がついたら事件に巻き込まれた挙句に電波塔をぶち壊したり上昇気流を利用して敵を一網打尽にしたり車から車に飛び移ったりと、ダイハード並に常人離れしたアクションを繰り広げてくれたのも最高だったな。何なんだこいつは(人の顔を覚えるのが得意なのでブラックミラーS1-3話「人生の軌跡のすべて」に主演した人だと一目で分かりました)!その他数えだしたらキリがないほどめちゃめちゃなんですが、トータルで見て「何も考えずに楽しめたな」って思えたので良かったです(自分の頭の単純さが)