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映画感想 - 貞子(2019)

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貞子

★☆☆☆☆

 

【あらすじ】

臨床心理士・茉優の務める病院に、記憶を失った少女が入院してくる。彼女は母親に虐待され、「貞子」と呼ばれ忌み嫌われていた。そんな中、茉優の弟でしょうもないYouTuberの和真がとある火災現場に突撃取材をする動画をUPし、消息を絶った。その動画には、貞子らしき白装束の女が映り込んでおり…?な話

 

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つ、つ、つ、つまら…いや、よそう、こんな結論を出すのは…。今なお色あせない人気を持つ貞子の映画を作りたいという気持ちは分かるんだけど、元祖のインパクトと初見の恐怖はもはやジャパニーズホラーの歴史に残るスーパーレジェンドで、それを超えることは監督中田秀夫本人ですら無理なことは明白なはず…。何故中途半端なシナリオでやろうとする!一応「リング2」の続編ということらしいけど繋がりを持って出てるのは佐藤仁美のみで前提の説明が足りず、恐怖ポイントも少なくて間延びしてる割には個々のシーンのクオリティも既視感があり、貞子の目的ももはや何がしたいのかどうして生まれたのかもブレてて、結局何がしたかったんだ?という印象…う〜ん

 

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何より、出演者の演技がみんなひどかったな…。台本をめちゃめちゃなぞって読んでるお遊戯会を見てるような感じだし、それまでの展開でだいたいお察しできるところも全部セリフで説明しちゃって緊迫感も薄れる、そして人間関係の構築も希薄で、茉優が祠の中で少女を抱きしめながら言った言葉も「そんな関係性築いてたか?」ってなっちゃったかな。そんな感じで1年に1回出るか出ないかの☆1となってしまいましたが、まあ…たまにはこういう日もいいでしょう!