映画感想 - THE QUAKE(2018)
THE QUAKE
★★★☆☆
【あらすじ】
ノルウェーで発生した巨大津波から3年後、今度は爆裂大地震が来る〜!な話
【感想】
先日見た「THE WAVE」の続編で、地質学者クリスチャン一家が津波の次は地震に巻き込まれるという可哀想な続編。不運すぎる!!ノルウェーはユーラシアプレートと大西洋中央海溝の境界に近いのと、地質が粘土状になってて地盤が不安定だから地震も多いんだって(調べた)。日本も地震大国だから相通ずるところはありますね
で、津波を食らってすっかりトラウマを抱えてるクリスチャンが家族とギスギスしちゃってるところから始まり、じっくりと予兆を描いて「今来たら絶対やべ〜」っていう状況を完璧に作り出して煽りに煽っていざドーン!っていう感じは予算の限界を感じながらもそこに全てを賭けてる感があって好感が持てました。直接的な爆揺れはそこまで描かずに、地盤がブッ壊れてビルが次々と崩壊していくのを俯瞰で描き出すのはかなり壮大で怖い!そして爆震後にきゃわいすぎる娘ユリアが超危機的状況に陥って、クリスチャンが魂をかけて救出するというシークエンスがまた絶望中の絶望で大変でしたね…見てるこっちも精神がすり減っていく!
なんですが、ただちょっとみんな日頃の危機管理能力低くねえか!?っていうくらいクリスチャンが鳴らしまくる警鐘を軽んじたり、最後かなりアッサリ終わらせたなっていう感じは少しあったかも。地震の描写に予算使いすぎたか…?まあそれ以外はなかなかスリルに満ち溢れてて良かったです。クリスチャンが次に襲われるのはエイリアン、恐竜、ゾンビあたりですかね?あるとしたら楽しみです(無いらしい)
【予告】
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