映画感想 - エル・カミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019)
エル・カミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE
★★★★☆
【あらすじ】
「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマンを主役に据えたエピローグ的単体作
【感想】
これを見るために昨年10月ごろから少しずつブレイキングバッドを全シリーズ見直しておりました(どこにそんな時間が?)。誰々が死ぬといった強烈な場面以外ほぼ全て忘れてたので改めてその完成度の高さとスーパーおもろさに感服…。で、今作はドラマのエピソード5-16・マジの最終回の直後から始まって、全てを清算しやり直すために色々奮起する話。あくまでドラマ見てた人用の熱烈ファンに向けた感じでトッド達ギャングやら人消し屋やらの説明は大胆に省いてるので、ちゃんと見直してて良かった…となりました。話としてはまあ普通だけど海外ドラマの歴史において絶対に外せない偉大すぎるブレイキングバッドで積み重ねてきた感情が自分の中にある分、いつも通りスコアは甘々です!ウォルターと違いどんどん善人になっていくジェシ〜!!どうか幸あれ〜!!!
生存するジェシーの関係者のもとを渡り歩いたり、原作ですでに命を落としてる人も回想で会話するシーンがあったり、ギャングに拘束されてた時にどんな苦渋を味わってたかという追加エピソードもありつつ、ほんとにファンサービスが伺える内容でしたね。強烈なトラウマで精神を壊しかけてるところでサポートしてくれたかつての仲間バッジャーとスキニーピートの友情にはマジでじぃん…とさせられました…うっうっ。それにしてもトッドを演じたジェシー・プレモンス、太り過ぎだろ…。回想シーンなのにめちゃめちゃ見た目が変わってて笑ってしまった。6年経ってるから仕方ないか…いや、クリスチャン・ベールばりの役者魂見せてやせろや!!
それにしても、ドラマ版はまじで面白すぎるから未見の方は是非…。全てのエピソードが完璧に計算され、全ての出来事に必然性がある最高最大のドラマシリーズなので…。敬具
【予告】