映画感想 - グリーンブック(2018)
グリーンブック
★★★★★
【あらすじ】
天才ピアニスト「演奏会で南部回るから運転手やっちくり」
ガサツな用心棒「お任せあれ」
ブ〜ン!🚙💨💨💨💨💨
…な話
【感想】
実は見てなかったシリーズ(3回目)。またしても、またしても言わせていただきます。…本当は言いたくないですよこんなこと。周知の事実ですから。アカデミー賞も取ってますからね。それではいきます。めちゃめちゃおもろい!!!!!!最高!!!!ガサツで陽気な白人と思慮深く才能あふれる黒人ピアニスト、こんな最高にバランスの取れたバディロードムービー、あります!?素晴らしい!!
ひょんなことから車でアメリカを渡り歩く旅に出ることになった二人が心を通わせ、そして黒人ピアニスト・ドクは卓越した才能がありながらそこら中でボコボコに人種差別されまくって誰よりも孤独を感じており、元々黒人に差別意識を持っていた運転手兼用心棒トニーにも気持ちに変化が出る…誰の心にも刺さる神ストーリー…。お互いが理解を示さず時にぶつかり合うこともあったけど、長旅を経て無二の親友に成長していく過程と結果のなんと清々しいことか…雨の中のドクの悲痛な叫び、おら忘れないよ…
1962年当時の差別がまたえげつなくて、ドクを来賓として高級レストランで演奏会に呼んだのにそこでご飯を食べさせてもらえない、理由を聞いても「昔からそういうしきたりなんですよぉ…汗」て。思考停止かい!!あほんだら!ここマジでむかついな〜!でもそんな抗えない差別がありながらも希望を持って各所で演奏して人々を笑顔をさせるドクの心意気はアッパレでした。それと、ご存知かと思いますが「食」のシーンは全て最高だったな。ケンタッキーの売上めちゃめちゃ上がりそうなほど、二人が対照的に、でも美味しそ〜〜に車内でフライドチキン食べたり、トニーがベッドの上ででけーピザ丸々1枚を二つ折りにして一気に食うのも衝撃的に最高!まあ、みんな知ってて今更なのがお恥ずかしいですがね…へへへ…敬具