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映画感想 - ナポレオン・ダイナマイト(2004)

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ナポレオン・ダイナマイト

★★★★☆

 

【あらすじ】

田舎に住んでる見た目が最悪な冴えないオタク ナポレオン・ダイナマイト(本名)が奮闘する話

 

【感想】

Amazonプライムビデオで100円セールだったから見てみました。当時「電車男」が流行ってたから「バス男」という最悪な便乗邦題をつけられてしまったやつ。おもろい…。おもろいだけに、ひどい邦題だったな…(冒頭で1回しかバスに乗ってないし)。今はちゃんと原題と同じになって良かったな

 

ストーリーとしては具体的に何が起こるってわけでもなく、ただただ「無」の90分。それなのに冴えない人間がただその日を生きてるだけの模様がこんなに面白く愛おしいなんて、気持ちのいい映画ですね…。ナポレオンも最初は完全なるキモオタだけど、意外と情に厚くて行動力もあり、友達のために全てを投げ打つことも厭わない性格で、見終わった後には全員ナポレオンのことが好きになってる…不思議だ…。その他のキャラクターもみんな愛すべき奴らばっかり!

 

それにしてもナポレオンの一挙手一投足、全てがオタク過ぎるのが素晴らしかったですね。演技でどうなるレベルではなく、生まれながらのオタクじゃないと醸し出せない挙動。そんなキモオタなのにペドロのために舞台で披露した渾身のダンス(しかもジャミロクワイのCANNED HEATにのせて!)は爆笑!超必見!良かった!最高!