にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - シンクロナイズドモンスター(2016)

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シンクロナイズドモンスター

★★★★☆

 

【あらすじ】

彼氏にフラれて家を追い出されたダメ女グロリアは、久々に実家に帰ってくる。幼馴染の男と偶然出会い、そのまま彼の経営するバーでバイトをすることになった。何やかんやで楽しく過ごしていたが、韓国に時々巨大怪獣が現れるのがニュースになっていた。ん…?でもこの動き…私にそっくりじゃね!?てかシンクロしてる!何故〜!

 

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【感想】

タイムトラベルの隠れた名作「タイム・クライムス」や、全編PCの画面で展開する「ブラックハッカー」など、尖った映画ばかり作ってきたナチョ・ビガロンド監督の最新作。「アメリカのダメ女(しかもアン・ハサウェイ)と韓国の怪獣の動きがシンクロする」というこの人にしか思いつかないようなあらすじから、こんな感じで進んでいくんかい!と思わせてくれる展開はさすがといったところ。アン・ハサウェイもかわいいし、その動きをシンクロする怪獣もだんだん可愛く見えてくる。

 

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ただ、登場人物が元彼のティム以外みんなもれなくクズで全然共感できないところが気になった。普通はもっと感情移入できるんだけど、全く行動が理解できないサイコパスみたいな奴もいて、「何なんだよ…」と思ってしまったかな〜。いい人もっと出てきてくれ〜。

 

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シンクロといっても、アン・ハサウェイが街の片隅にある公園に足を踏み入れると怪獣が出現し、出ると怪獣も消えるという期間がかなり限られているんですよね。何故この場所に入るとこんなありえない事が…と思いつつも、その謎もかなり無理矢理ではあるが解き明かされるのも良い。細かいことは気にするのはやめようよ!アン・ハサウェイがかわいいんだからそれでいいじゃないか!!!

ちなみに原題は「corossal」なので、久々に飛び出した超絶グッド邦題ね。

 

【予告】

www.youtube.com

 

 

映画感想 - ブレードランナー2049(2017)

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ブレードランナー2049

★★★★☆

 

【あらすじ】

2049年、荒廃した近未来の世界で新型レプリカントKは旧型のレプリカントを処刑するブレードランナーだった。ある日いつものように旧式を処刑すると、現場の近くである箱を発見する。箱には遺骨が入っており、分析の結果帝王切開の後がある女性レプリカントのものだった。人造人間が妊娠できる…?この事実は隠すべきなのか…?

 

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【感想】

雰囲気がすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごい!!!!!!!!!

と、100回ぐらい言ったところでいいますが、よく分からね〜〜〜〜ハマれませんでした。低能ですみません。でもなんか周りでめちゃめちゃ絶賛してるから、全くそのことが言えない雰囲気になっている…助けて…俺だって分かりたいよ!!!

 

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よ〜しもう一回見直すか〜〜!!!雰囲気はすご〜〜〜〜い。以上です。

 

【予告】

映画感想 - ブレードランナー(1982)

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ブレードランナー

★★★★☆

 

【あらすじ】

人造人間「レプリカント」が労働力となっている2019年。レプリカントは4年たつと自我がめばえて人間に反乱を起こすようになってきたので、危険因子となるレプリカントを処刑するのがブレードランナーだ。ある日、ブレードランナーデッカードのもとに、処刑対象である5人のレプリカントが脱走したので何とかしてくれという依頼が舞い込んできた。人間に近い感情を持ち始めたレプリカントは何を思う…。

 

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【感想】

新作やるので、予習。「難解で眠てえ展開なんだろうな〜〜」と思いながら敬遠してましたよね、正直。でもこの近未来のビジュアル…1982年に作ったんですか!すごい!すご杉内!と思いました。今でこそこういう設定はよく見るけど、なんなら全部ブレードランナーをもとに構想得てるんじゃねってくらい、退廃的で美しい画のオンパレード…。ストーリー自体はまあ普通っちゃ普通でした。当時は革新的だったんだろうな〜。

 

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すみません、今さらどうこう言うやつじゃないので見た記録に留めさせていただきます。さようなら。

 

【予告】

 

映画感想 - ジオストーム(2017)

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ジオストーム

★★★☆☆

 

【あらすじ】

未曾有の大災害に見舞われた地球は、世界各国が叡智を集結させて「全世界の天候を制御できる気象宇宙ステーション」の開発に成功する。こうして世界の大災害は未然に防がれるようになったが、お察しの通りウイルスに感染して天候が暴走してしまう!世界中でめちゃめちゃな自然災害「ジオストーム」が起きて地球が壊れちゃう〜!

 

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【感想】

ミラクルパワー(試写会)にて。「天気を操るシステムが出来た」という時点で、「それがぶっ壊れて世界中が大災害に見舞われるんだろうな」ということが簡単に予想できるディザスターパニック。

 

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ドバイで大津波だ〜!

 

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東京でドデカ雹だ〜!

 

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インドで超巨大竜巻群だ〜!

 

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香港でマグマ噴火だ〜!

 

みたいな感じで、あらゆる場所がめちゃめちゃになる「災害の幕の内弁当」という感じが楽しい。古くはツイスターやディープインパクトなどなど、リアルタイムでディザスターものは見ていたので、この映像の進化はさすがといったところ。それを解決するのが「300」ジェラルド・バトラーということで、筋肉で全部解決するのかなと思ったら意外にもそんなことは無くて、政府の陰謀とかそういった人間同士の軋轢もあったりして、ただの脳筋アクションだけで終わらないところもまあ良かった。とはいえ「オデッセイ」といい「シン・ゴジラ」といい、こういう危機的状況ものでは皆が一つになって問題に立ち向かうような映画が多いので、目に見えて足を引っ張る奴はなんか嫌でしたよね。それが映画の面白いところではあるが…。

それにしてもまあ割とつっこみたくなるようなところは満載だけど、アクション映画ってこうでなくちゃな!!!と思わせる爽快感のあるやつでした。人間が一瞬で冷気でカチコチに凍りついたシーンがあったんだけど、実現したとしたらどれほど労力がかかるんだろうな〜。

 

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シークレットサービスの女がメインの登場人物で出るんだけど、吹替え声優がブルゾンちえみで、「ふ〜〜〜〜〜〜〜ん。」と思いました。絶対に字幕版で見た方がいいと思う。

 

【予告】

 

映画感想 - マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)

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マイティ・ソー バトルロイヤル

★★★★☆

 

【あらすじ】

ソーの故郷アスガルドに、死の女神ヘラが降臨。ロキとともに戦うも、最強の武器ムジョルニアを一発で粉々にした上、さらにソーを惑星サカールへぶっ飛ばしてしまう。なんとか帰る方法を見つけないと…と思って辺りを彷徨っていると、サカールを統べるグランドマスターに会うことが出来た。曰く、主催する闘技場に君臨するチャンピオンに勝てたらいいぞ、と言われてしまった。しぶしぶ参加してみると、満を持して登場したチャンピオンは、他でもないハルクだった…!

 

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【感想】

マイティー・ソー三作目、かつ次の「アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー」につながる重要なやつということで、ミラクルパワー(試写会)にて鑑賞。今までのMCUシリーズとは一線を画すほど、コメディ要素満載でめちゃめちゃ良かったな。監督が「シェアハウス・ウィズ・バンパイア」のタイカ・ワイティティということもあったけど、まさかここまで笑いを盛り込んでくるとは、おみそれしました…会話の8割はアドリブらしい。味方がほぼ全員ギャグキャラになっていて、ソーもちょける、ロキもいじられる、ハルクもボケる、チョイ役のドクター・ストレンジもロキをいじる、などなど非常に楽しい。逆に悪役が印象に残らないぐらい。ムジョルニアを一発でぶっ壊した死の女神でめちゃめちゃ強いのに…。

 

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で、話の半分以上が「惑星サカールに飛ばされたソーが何とかアスガルドに帰ろうとする」というところにウェイトを占めていて、なんかそこでいきなりハルクも出てくるし、何なん…?と思って調べてみたら、コミック版の「プラネット・ハルク」というエピソードをかなり盛り込んでるらしい。へ〜…。知らね〜〜〜!!そんな話知らね〜〜!と言いつつもサカールで出会ったハルク、ヴァルキリー、そしてロキと共闘してアスガルドに戻ってヘラを倒しにいく展開はなかなかおもしろかったです。サカール自体も機械文明が発達してて、アスガルドの神話っぽさと対をなす感じで二度美味しい感じもある。そして前述のようにコメディをまぶしつつビジュアル面でもカッコ良いバトルも目白押しで、アスガルドでの最終決戦でレッド・ツェッペリンの移民の歌のBGMでソーが雷をまとってなぎ倒すシーンは激アツ!「インフィニティ・ウォー」のために絶対見ておかなければならないやつらしいので、是非敬遠せずにおさえておいてください。

 

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ロキもやっぱり良い。永遠に出続けて欲しい。

 

【予告】

 予告はシリアスっぽいけど、まじでギャグだらけです

映画感想 - ジグソウ:ソウ・レガシー(2017)

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ジグソウ:ソウ・レガシー

★★★★★

 

【あらすじ】

目の部分をくりぬかれたバケツを頭からかぶり、鎖につながれた5人の男女。壁の向こうには丸鋸の刃…。一方、とある公園の真ん中で、バケツを頭からかぶった死体が発見される。この死体とゲームの共通点とは何なのか、ハロルド刑事が追う。ジグソウによる新たなゲームが始まる!

 

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【感想】

2004年に衝撃的な結末でめちゃめちゃ話題になった「ソウ」、「いつまでやるの?」「もういいよ!」と思われながらも強気に7作やって、さらにその7年後の2017年に新シリーズが始まるなんて、誰が想像しました?でもこういう状況で、嫌でもハードルは上がりまくる中でミラクルパワー(試写会)で見させてもらったんですが、全シリーズ余すところなく見て全ゲームをしっかり記録したまとめページも作ったほどの私すらも、アッパレアッパレ…と言わせてしまう素晴らしいストーリーテリングでした。本物のアッパレ。

 

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生みの親であるジェームズ・ワンリー・ワネルが完全に手が離れた中でメガホンをとったのはスピエリッグ兄弟。前作「プリデスティネーション」があまりにも凄まじいタイムトラベルSFだったのでもしかしたら面白くしてくれるかも…と思ったら、素晴らしい脚本家にめぐりあえたおかげか、魂込めて作ったのがひしひしと伝わりました。相当プレッシャーあると思うけど、それを跳ね除けるだけの面白さがありましたよマジで。ネタバレをするのは野暮なので、とにかく全シリーズ見た人こそ見て欲しいし、途中まで見た・見たことない人も絶対に楽しめるサイコスリラーの傑作だなと思います。グロ描写はもちろんありまくるのでその辺りの耐性がないとダメだけど…。

 

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最後のゲームの死に様、今までのシリーズの全てを振り返ってみてもベスト1か2に入るほど凄まじいものだった…。是非その眼(まなこ)で確かめていただきたいです。

 

【予告】

 

映画感想 - アトミック・ブロンド(2017)

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アトミック・ブロンド

★★★★☆

 

【あらすじ】

1989年、東西冷戦末期のベルリン。世界各国のスパイの情報が記された超機密リストが奪われてしまった。MI-6の凄腕女スパイ・ローレンは単身ベルリンに乗り込み、現地の協力者パーシヴァルとともにリスト奪還に動き出す。しかしローレンにはリストの情報を漏らしたMI-6内の二重スパイを探し出すという任務も兼ねていた。一体どうなる?

 

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【感想】

マッドマックス怒りのデスロードでフュリオサ隊長を演じたシャーリーズ・セロンがめちゃめちゃカッコイイ、女版ジョン・ウィックみたいな感じのスパイアクションサスペンス。登場人物が結構多くてごちゃつきそうだったので事前に公式サイトの相関図をざ〜っと見ておいたのが功を奏して、かなりスッキリ分かりやすくなったかな。そしてだいたいこいつが怪しい…とかこいつが実はアレでは…とある程度予想していたら割とその通りに展開していってしまったんだけど、それを上回るほどのローレンのキャラクター造形とアクションシーンの良さで、全体的にはかなり満足できました。

 

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↑この辺の割と無茶なアクションもありつつ、驚異的な長回しアクションシーンはかなり圧巻だったな。「トム・ヤン・クン!」や「トゥモロー・ワールド」とかにもあったけどとにかく臨場感が段違い。建物に入って階段登って怪我人を保護しつつ、そこから階下へ降りながら男達と殴り合い、銃を撃ち合い、お互いボロボロになりながらも屈せず戦うというカッコ良さよ…。

 

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そしてやっぱり絶対に忘れられない名シーンが、フランスの女スパイ・デルフィーヌとのどすけべ濃厚レズセックスですよね…。事後のローレンが完全に男になっているのも最高。色んな意味で見どころたっぷりな上、「スプリット」で多重人格を演じ分けたジェームズ・マカヴォイ、リメイク版「IT」のペニーワイズ役のビル・スカルスガルドも出ており、脇を固める配役も盤石。良いです。デルフィーヌもどっかで見たことあるな〜と思ったら、「キングスマン」の足サーベル女であり、「ザ・マミー」の呪いの女王でした。良いキャスティング。

 

【予告】

 

【関連】

さすがにまだ見てない人いないよな?早く見ましょう

映画感想 - IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

★★★★★★

 

【あらすじ】

アメリカの田舎町デリーには、子どもが行方不明になる事件が多発していた。ビル、リッチー、エディ、スタンの仲良し4人組、そして転入生のエディ、アバズレと噂されいじめられていたベバリー、そして学校に行かずに働いていた黒人のマイクは、夏休みに入ったある時期を境に、自分が最も怖いものの幻覚やめちゃくそに怖いピエロの姿を見るようになる。

やがてこの町に27年周期で現れる、子どもにしか見えない悪魔ペニーワイズの仕業であることを突き止めたビル達「ルーザーズクラブ」は、「IT(あいつ)」を退治するために奮闘する…。

 

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【感想】

ミラクルパワー(試写会)にて鑑賞。「現時点での、ホラー映画の最高到達点では…?と思ってしまうぐらいに怖く、面白く、血湧き肉躍る大傑作でした…。うっうっ…、最高すぎる…。ペニーワイズ、怖い…

 

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やめなさい

 

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迫り来るな

 

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きゃ〜

 

しょっぱなからかなりショッキングなビルの弟ジョージーの消失から、序盤30分で各子ども達に恐ろしい幻影が襲い掛かってくる!これがその子どもの「最も怖いもの」が具現化するからたちが悪いんですよね。病弱で薬を手放せない潔癖症のエディのもとには皮膚がただれた感染症の男が出てきたり、町の歴史を調べてたベンのもとには、ついさっき図書館の資料で見た工場爆破事件の被害者のような首なし黒焦げ少年が襲い掛かってきたり、火事の経験があるマイクにはドアの隙間から黒焦げの手が何本も伸びてきて助けを求めてきたり…。何かしら背負ったトラウマが具現化するというこの恐怖。ウッ、こわすぎワロタ…。

そしてそれを統べるペニーワイズの凶悪さも1990年版から飛躍的にパワーアップしており、あの手この手で子どもたちと観客をビビらせにかかってくれるのが本当に最高。現代技術と制作陣の想像力を結集させた珠玉の名ビビらせのオンパレードは逆に笑ってしまうほど恐ろしいので、是非その目で確かめていただきたいと思います。とくに予告編にもある映写機のシーンはマジで最高潮過ぎ。

 

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オリジナル版は、子ども時代の回想シーンと大人になった子どもたちが再び集まりペニーワイズと対峙するという2つのパートで3時間の盛りだくさんの内容ですが、リメイク版の今作では子どもパートのみ。こうすることで時間軸がごちゃつかずに少年たちの戦いが余すことなく展開される構成で、とても見やすく分かりやすく飽きさせない作りになっておりました。吃音症、超絶過保護、ユダヤ人、おデブちゃん、性的虐待、黒人などなど、様々な弱さを持った子ども達が出会い、絆を深め、そして特濃の恐怖を乗り越え運命を切り開いていく…。これほど血湧き肉躍る展開あります!?あったらごめんなさいね…。

で、ひと夏の冒険を経た後の話は2019年に「チャプター2」で紡がれるとのことで、大人パートは続編に持ち越しになりそうです。ですが今作の時点でかなり綺麗に終わっているため単体で見てもかなり楽しむことが出来る上に続きが気になって死ぬ…とやきもきさせることもない親切設計。1990年版の大人パートはけっこうとんでもない展開なので、その辺りがどうアレンジされるかは気になるところです。

 

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ちなみにめちゃめちゃおしゃべりでド近眼のリッチー役は、「ストレンジャーシングス」で主役を務めたフィン・ウルフハード。良い演技をするわ顔がかわいいわで、完全に未来が約束されています。ストレンジャーシングスよりやや下品な性格なのも逆に良かった。

 

【予告】

映画感想 - IT(1990)

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IT

★★★★☆

 

【あらすじ】

アメリカの田舎町デリーに、悪魔ペニーワイズが出没し、子どもをさらっては殺していた。そいつによって弟ジョージーを失ってしまったビル少年は、6人の仲間たちとともにひと夏の冒険の果て、見事撃退に成功する。その後「あいつがまた出たら集まろう」という約束をし、30年。デリーに残っていた仲間の一人マイクは、子どもが殺される不可解な事件を目撃し、「あいつが現れた」と確信する。散り散りになってそれぞれ成功を収めていたビル達は、マイクからの一報を受けて、全てを投げ出してデリーへ戻ってくる。ペニーワイズの悪夢から逃れられるのか…?

 

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【感想】

1990年のやつ。今年リメイク版が公開されるので、予習を兼ねて鑑賞。ペニーワイズ怖すぎるんですけど〜〜〜〜。公開当時、ピエロ恐怖症になる人が続出したという噂があるほどに、ペニーワイズの圧倒的ビジュアルショック。それに尽きますわな。

 

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ウッ

 

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墓を掘るな

 

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やめてくれ

 

で、上映時間が圧倒的3時間。長い。昨今の映画の2本分。前半はマイクからの電話を受けて仲間たちが集まる決意をし、各人のペニーワイズ恐怖エピソード回想が人数分差し込まれていく構成。キャラクター造形をしっかり深掘りしてそれぞれに感情移入させてくれるのが良かった。しかも各エピソードもかなりしっかりしており、ペニーワイズのインパクトもあって冗長にならずかなりポンポン見れるのも何か不思議だったな。「ランゴリアーズ」の時もそうだったけど、スティーブン・キングのめちゃめちゃ長い映画は、尺の割にスッと入り込んでいけるのが良い。また、「ルーザーズクラブ」と呼ばれていじめられていた弱虫7人が結束していく過程を描いていて、さながらスタンド・バイ・ミーのようなジュブナイル系青春モノとなっており、友情ってええな…と思わせてくれましたね。そして時折差し込まれるペニーワイズ。やばい。

 

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後半は再び集まった仲間たちがペニーワイズを倒すために奔走するんだけど、終盤の展開はちょっと悪い意味で「うせやろ…?」となってしまったな。あのピエロのままで良かったのに、何故か形態が変わってしまって、何の変哲も無いホラー映画になってしまった。スティーブン・キングの作品は自身のトラウマが盛り込まれているらしく、この形態も幼少ならトラウマになるだろうけど、いや…ピエロでいいでしょ…。ちょいちょいちょい、と思いました。リメイク版はどうなっているのか気になるところですね。とにかくペニーワイズ怖すぎ!以上です

 

【予告】

 

映画感想 - パージ:大統領令(2016)

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パージ:大統領令

★★★☆☆

 

【あらすじ】

人々の荒ぶる精神を解放して犯罪を抑制するための「1年に1回、12時間だけ全ての犯罪が許される」というめちゃくちゃな法律「パージ法」が制定されて数年。パージ法の裏の目的として「貧困層や社会的弱者の効率的な抹殺」が明るみになる中、この法により家族を皆殺しにされた過去を持つローン上院議員がパージ法廃止のために大統領選挙に出馬する。しかしパージ賛成派の魔の手がパージの夜に襲いかかる!シークレットサービスのレオはローンを守りながらこの地獄の一夜を過ごすことができるのか?

 

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【感想】

前提がめちゃくちゃ過ぎる「パージ」シリーズの第三弾。今回はパージ反対派の上院議員を生かすために二作目で頑張った傭兵レオ(名前が無かったのに今作では与えられた)がまたしても頑張る話。やはりパージの夜を彩る狂った暴徒のビジュアルが余りにもカッコイイのがしびれまくります。

 

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電飾まみれの狂った車から出てくる黒人女

 

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首吊りの木の前で踊り狂う女

 

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様々な仮面…

 

いいですね…このビジュアル。そしてレオ&ローンとともに、とある商店のおやじと行きつけの客たち、さらにパージ反対派の勢力とも合流して危機を脱出してくという流れなんだけど、やっぱりアレですね…。3作目ともなると設定に慣れてしまい、かつ「レオとローンは絶対に殺されないだろうな」というお約束が強まってるせいで、いまいち危機感が薄れてしまうなと思いました。もっともっとピンチになって「ほんまにやばいかも…」ぐらいめちゃくちゃにやってくれると見てる側としてはハラハラするかな〜。あと今回はパージ法を作った極右政党NFFAを根源的な悪の枢軸として描くことに時間を割いてるため、どうしても街中で出てくる悪人達があまり深掘りされなかったような。もうちょっとその辺の細かいところを私は見たい。そう思うと前作と比べると割とアッサリしていたような気はする。まあ狂った夜のビジュアルはかなり鮮烈なのでそこは良かったな。

 

ちなみに、4作目も作るらしい…。もういいけどやっぱり見ちゃう、「ソウ」的な流れになってきた。

 

【予告】

 

 

【関連】