にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - クロール -凶暴領域-(2019)

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クロール -凶暴領域-

★★★★☆

 

【あらすじ】

上は大嵐、下は大洪水にワニの大群
これな〜んだ?

_人人人人人人人人_
> ク ロ ー ル  <
> -凶 暴 領 域- <
Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されているので試写会にて。いつもありがとう…。さて、これを見ながら叫びたかった声の一覧は下記となります。

 

「ワ〜〜〜〜!!」
「うわああぁ〜!!!!」
「うそ〜〜〜!!!!」
「逃げて〜〜〜〜!!!!」
「無能警察〜〜!!!!」

 

ワニの「ここで出る!?」っていうインパクト十分な初登場から息つく暇なく展開される超超超絶望的大ピンチを前に、私は叫びたくなる気持ちをグッと抑えて前のめりになって見てしまいました…。竜巻×サメ、超巨大ゴリラ×ロック様などパワー要素の強い掛け合わせアクションパニック映画は数ありますが、こちらの「嵐×洪水×ワニ」もすごい!!大嵐の中 地下室で気絶した父親を救出しに行ったら巨大ワニが迫ってきて、うかつに地上に出られない!床下浸水でどんどん水位が上がってワニの得意なフィールドになっていく!絶体絶命〜!!って感じでかなり楽しかったです

 

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主役ヘイリーを演じたカヤ・スコデラーリオさんはすらりとした肢体と美しきご尊顔ながら恐怖におののき涙を流し、ワニに噛まれ父親も死にかけの大ピンチの中、それでも勇気と機転と持ち前の水泳スキルで切り抜けていく姿が最高!派手に噛まれて血が出まくってたはずなのに驚異的な回復力で粘ってくれつつ、父との絆を見せてくれるその姿は熱くさせてくれるし、それに加えて一緒に行動を共にするワンちゃんも最高!雨に濡れて荒く抱かれて濁流に飲まれても絶対にワニの餌食にならずにしれっと帰ってくる不死身さと我慢強さ、まさに影の主役!そんな感じでこれは友達とギャーギャー叫びながら見たいな〜と思えるやつでした。オススメです。ちなみに、あまり映画を見ない妻にこの映画のあらすじを話したら「何じゃそりゃ」と言われてしまいました。まあそうか…

映画感想 - ダウンレンジ(2017)

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ダウンレンジ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

車で名も無き道をまっすぐ進んでいた6人の男女。そこへ突然タイヤがパンクして立ち往生してしまうが、よくよく見るとそれは銃弾でタイヤを撃ち抜かれた跡だった。やがてこの近くに謎のスナイパーがいることが判明し、一人また一人と銃弾に沈んでいく。もちろんほかに車は通らないし、電波は圏外で助けも呼べない。果たしてだれが生き残るのか…?な話

 

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【感想】

北村龍平監督の海外進出三作目で、ネトフリにあったので見てみました。本当に誇張なく開始1秒で車がパンクして、そこから一人一人スナイパーの餌食になっていくという強気の構成はかなり気に入りました。男女のパーソナリティやここを通りかかった経緯も、謎のスナイパーがここにいる理由も狩る目的も、何もかもを排除してただただ理不尽に狙われていく!混じりっけ無しの恐怖!素晴らしいですね!さらに最初の犠牲者が出るまでに、全員に「ここで撃たれるか!?!?」という超思わせぶりなシーンをふんだんに散りばめて誰もが第一犠牲者になりうる…!というドキドキ感とスリルもなかなかでした

 

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そしてゴア描写も今時珍しいぐらいにめちゃめちゃやってくれてて、その辺も良さに満ち溢れてました。銃弾の威力が凄すぎて頭の半分吹っ飛んだり、シンプルに車に頭を潰されたり、肩や手のひらを貫通したりバリエーションも多彩。ハリウッド名物「無能警察」も無能として完璧な仕事を発揮するという吉本新喜劇のような伝統芸もあり、文字通りメチャクチャになるのも凄かったですね

 

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ただ、理由なき虐殺とそれに抗う非力な人々の恐怖はかなり完璧に描いてたものの、最終的な結末はちょっと映画らしさもありつつも「何でこんな行動するんや!?」という少し飛びすぎた印象があってそこでちょっとテンション下がっちゃったかな〜。とはいえ、「最後の最後まで誰が生き残るか全く分からない」という緊張感は凄まじくてトータルでは楽しめましてよ。グロ耐性は必要ですがサラッとスリルを味わえるのでお暇なら是非。肩を撃たれてひーひー言ってた男はWWE中邑真輔選手(イヤァオ!の人)にも似てるし

映画感想 - エルム街の悪夢(2010)

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エルム街の悪夢

★★★☆☆

 

【あらすじ】

寝たらフレディがやってくる!伝説のスラッシャーのリメイク版!

 

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【感想】

80年代を代表するホラー映画のアイコンであるフレディですが、こちらはオリジナル版をリスペクトしてほぼほぼの展開をなぞりながらコメディ要素を排除して大真面目なホラー&スラッシャーに仕上げてる印象がありましたね。マイクロスリープ(短期睡眠)という概念が加わってふいに一瞬眠ってしまった時もフレディが出没するという、「夢の中にしか出てこない」というお約束を守りながら無理なく登場頻度を増やすというのも良いアイデアでしたね。また、天井に壁に叩きつけながら爪で切り裂くあのファンタスティックな殺し方をはじめ、現代技術でアップグレードされたゴア描写はなかなか見ごたえはありました。特に最後は素晴らしかった…

 

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あと、こっちのリメイク版が1対4の非対称サバイバルオンラインホラーゲーム「Dead by Daylight」とコラボしててフレディとクエンティンがキャラとして使えつつ、舞台となったバダム幼稚園のマップでも戦えるんですが、ここの再現度がすごい!と今更ながら思ってしまいました。この入り口!その横にある柵と滑り台!地下のいかがわしい機関室なんかもマップにある!!これを再現してるのか!とかなりテンションが上がってしまいました。次やるときさらに楽しくなっちゃうな。それに反してゲーム上のクエンティンの顔は全くもって似てないんだけど…

 

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で、ルーニー・マーラさんが出てることに見始めてから気づいたのはかなりラッキーで、さらにスクリームガールとしてこの上なく大活躍してくれたのはかなり棚からぼた餅でした…好きなので…。ご尊顔が美しすぎません…?「ドラゴンタトゥーの女」以外ほぼ見た目が変わらず美しいのはすごい。でも顔で言えばやっぱりフレディの顔はやっぱり原作版の方が愛嬌があって良かったかもな。あの目と鼻と口が良かったのにただ火傷でただれてしまって個性が薄れてしまってた気がする…。まあこのストーリーなら本当はシリアスにいくべきなので、この判断は正しいかもしれないですね。ともかく、ルーニー・マーラさんが偶然的に見れたことでハッピーでした

映画感想 - アス(2019)

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アス

★★★★★

 

【あらすじ】

バケーションを過ごしている私たち家族の前に現れたのは、もう一組の「私たち」!これから一体どうなっちゃうの〜!?な話

 

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【感想】

ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督脚本の新作。スーパーおもろ!!!!!ゲットアウトで味わった違和感や不気味さを「自分そっくりの謎の人物に襲われる」という未知の恐怖を軸にグレードアップさせた展開はゾクゾク感あり、ミステリアス感あり、スリラー映画としてめちゃめちゃ楽しめました。さすがやで!

 

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序盤30分は小さな違和感や伏線をしっかり積み重ねてから、その後散々積んだ前フリを活かして本格的にその恐怖に叩き落とすのは見てて実に気持ちが良かったですね。もう一人の自分も同じなんだけど立ち振る舞いや声など、どこかが何かが明確に違う演出もニセモノっぽくて不気味で最高。このもう一人の自分が現れた真相は終盤で判明するものの、かなり大味なのでそこはいったん目をつぶってもらうとして、最後の最後まで驚きに満ち溢れたストーリーは「映画界の希望…」と思わせてくれましたね…。BGMや効果音も素晴らしい!

 

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あとジョーダン・ピールといえばやはり元コメディアンということもあり、本編中でも随所にギャグを散りばめてくるセンスはやはりバランス感覚の鬼でしたね。だから冗談・ピールて名前なんですかね(違います)?面白い面白くないはさておいて、ホラー一辺倒にせず緩急つけて楽しませてくれる演出、好きだ…。ネタバレするとかなり興を削ぐためまたしても何も言ってませんが、未見の方が楽しめますよう!

映画感想 - ジョーカー(2019)

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ジョーカー

★★★★★★

 

【あらすじ】

悪のカリスマ「ジョーカー」誕生秘話

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されてるので試写会にて。いつもありがとう…なんですが、これ、余りにもとんでもなさすぎました…。見終わった直後のテンションで考えると、あのヒース・レジャー版のジョーカーに迫る、というか超えてるぐらいの狂気を感じられました…やばすぎる…

 

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ただ人を楽しませたい笑わせたいと願っているだけなのに、誰もが無関心なこの街で本当に理不尽な事がアーサー(本名)に降りかかり、仕事を追われ、ガキに殴られ、誰からも共感されず、出生に関する秘密を知るなど積み重なった結果 心が荒んで壊れてズタボロの雑巾みたいになってくのがも〜見てられないほどに凄まじくて、見てるこっちも心を深く傷つけられる錯覚をしてしまうほど。アーサーが悲哀のこもった高笑いをするたびにこっちが泣けてくる逆転の構造!で、そりゃ狂うわ…と納得するほど叩きのめされたあとの満を持しての「ジョーカー覚醒」は、もはや映画史上最恐最狂のクオリティでした。思い出すだけで身震いする!ホアキン・フェニックス、まじで最高のジョーカーを演じてくれてありがとう…ここまで、よくやった…!最高!!!

 

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あと、個人的には街の階段を上り下りする何でもないシーンが結構好きでした。階段の下が地獄(仕事場や街の中心部)、上が地上(自宅のある階層)と仮定して、序盤は何とかトボトボと登って地獄から地上に帰ってくる描写を見せつつ、覚醒後は自ら進んでその階段を降りて地獄に飛び込んでいく!的な。意図的にやってるかは知らんけど、その階段のシーンだけでアーサーの心理が細かく描写されて、匠!となりました

映画感想 - バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015)

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バジュランギおじさんと、小さな迷子

★★★★★

 

【あらすじ】

パキスタンの奥地に暮らす少女シャヒーダーは口がきけない障害がある上、うっかりインドで母親とはぐれて迷子に。そこに偶然出会ったパワンは嘘がつけない超バカ正直男。心配したパワンは親元に返す決心をするが、インドとパキスタンはめちゃめちゃ仲が悪く情勢的に国境を越えるのは不可能に近かった。果たしてパワンはシャヒーダーを送り届けることが出来るのか…な話

 

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【感想】

最近「パッドマン」や「ビジョン」といったインド映画を見てるんですが、インド映画、アッパレ男が多すぎる!!!!最高やでパワン君!!!このあらすじの時点ですでにある程度ほっこりするんですが、案の定最後まで安心して見ることが出来る傑作でした。もっと早く見ときゃ良かったな!

 

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そもそもインドとパキスタンの分裂以降の関係は長い歴史にもまれて一言では説明しきれないぐらい仲が悪く、宗教一つ取っても相容れない描写があったり大使館で紛争が起こったり、その辺りの情勢の深刻さは見てて興味深かったですね。そんなやばすぎる緊張感を持った二国間を、ビザもパスポートも無しでただただ己の信仰とバカ正直さを盾に突き進んでいくパワンがすごすぎる!!裏で根回ししてもらってパキスタンの国境を越えたのに、「正式な許可がもらわないと!」っつって断固としてコソコソしない…という強すぎる信念がとにかくアッパレすぎる…。この正直さが最終的に大奇跡を起こすというのはだいたい展開としてはほぼほぼわかりますが、それでもラストの結末は涙無しでは見れませんでしたね…。

 

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あと、ストーリーのわかりやすさもさる事ながら、歌と踊りの華やかさも群ヌキで最高だったな〜。パワン初登場のハヌマーン神を崇める情熱的なダンス(熱いやばい間違いない!)や、お腹がすいたシャヒーダーを楽しませる歌(楽しすぎる!)、気がついたらみんなが踊りだす曲調や情景は最高にハッピー!一つの歌と踊りがめちゃめちゃ長いけど、それでもずっと見ていたいと思えるほど幸せな力を持ってましたね。あと最後になりましたが、迷子のシャヒーダーちゃん、かわいすぎるだろ!!!敬具

 

【予告】

映画感想 - ハンターキラー 潜航せよ(2018)

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ハンターキラー 潜航せよ

★★★★☆

 

【あらすじ】

アメリカの原子量潜水艦がロシア近辺で消息を絶った。グラス艦長は攻撃型潜水艦「ハンターキラー」に乗り込み海底捜索に乗り出す。地上では特殊任務にあたっていた4人の兵士がロシアに潜入し、そこで世界を揺るがすようなやべ〜悪事を企てていることを目の当たりにする。地上と海底で、成功率0%の危険な任務に立ち向かうことになった男たちは、果たしてどうなる…?な話

 

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【感想】

潜水艦を中心にした軍事アクション。すみません、これ収益的にはコケて失敗だったみたいですが、めちゃくちゃにおもろだったんですが???ロシア国内で国家を揺るがす大犯罪が起こって戦争勃発の危機に瀕しているところに、アメリカ特殊部隊が陸から、潜水艦部隊が海底からそれぞれ解決に向けて動き出すという構成で、息つくヒマも無く怒涛の勢いでたたみかけてくる超危険ミッションがめちゃスリリング!!

 

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ぜってー無理!全員死ににいくようなもん!という状況の中で乗組員の士気を高め、常に冷静な判断で舵を取っていくグラス艦長が最高にカッコ良い!!海の中の男の中の男!!潜水艦海底アクションはほぼ見たことがなかったので、ここまで手に汗握る展開でハラハラさせてくれるのはお見事でしたね…。そして序盤に海底から救出したロシア潜水艦艦長も中盤以降からめちゃめちゃなカリスマ性を発揮してくれて、これまた最高でした。海に携わる男は最高の男しかおらんのかい!!

 

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キャスト陣もグラス艦長はジェラルド・バトラー、ロシア潜水艦艦長は「ジョン・ウィック1」でギャングのボスだったおっさん、海軍少将は「ジョン・ウィック2」でライバルのカシアンだった奴、気付かなかったけどゲイリー・オールドマンなど割と豪華です。冷静になってよくよく考えるとかなり無茶苦茶で荒唐無稽な話ではあるんですが、映画ってそういうもんだし気にする必要はありません!オススメです!

 

【予告】

映画感想 - ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

★★★★☆

 

【あらすじ】

俳優としてピークを過ぎて出演作品にも恵まれなくなってしまった落ち目のリックと、リックに雇われているいつも元気なスタントマンのクリフは固い絆で結ばれている。1960年代のハリウッドを舞台に、主役を張っていたリックがあえて悪役を引き受けて魂の演技で再起を図る!そして映画史に残る大事件が起こった運命の8月9日が近づいてくる…な話

 

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【感想】

タランティーノはそこまで大ファンというわけではないんだけど、何やかんやで無視できないパワーがあるので見てみました。長いけど、おもろい!映画オタクらしい小ネタが随所に散りばめられて正直そこは全然分からなかったけど、タランティーノといえばやたらと長い会話。この会話だけでリックとクリフをはじめとするキャラクターの性格や関係性を表現させる手法としてやっぱり匠の技があるよな〜という感じでしたね。笑い、泣き、怒り、全ての感情がイキイキしていて、ディカプリオが!ブラピが!躍動している!素晴らしい!実際退屈なシーンはかなり多いけど、そういう視点で見るといいですね

 

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そしてブラピ、ここに来てあまりにもカッコ良すぎたな…歩くだけで、タバコに火をつけるだけで、リックを待つだけで、犬にご飯を与えるだけで、犬に合図を送るだけで、ここまでカッコ良くなることあります?クリフ・ブースという男の飄々としながらもリックのそばを離れない力強い生き方、これは男も女も関係なく惚れる!!!

 

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で、映画界にめちゃめちゃな暗い衝撃を残したというシャロン・テート殺害事件(カルト集団マンソンファミリーが妊娠8ヶ月のシャロン・テートを胎児もろともナイフで刺し殺した最悪な事件)もベースにしているのも見逃せないところでしたね。マーゴット・ロビー演じるシャロンが自分の出てる映画をこっそり映画館で見て、自分のコメディシーンで周りがウケてるのを見てニンマリするのはかなり微笑ましく、事件を予習してると「いずれ殺されてしまうのか…」という気分になってしまいましたが、そこは映画を愛し映画に愛された映画オタクのタランティーノ。終盤の展開はアッパレとしか言いようがありませんでしたね…。これは予習してればしてるほど最高の気分になるなと思います。クセ強映画ですが、トータルで見ると面白かったな〜!

映画感想 - ライリー・ノース 復讐の女神(2018)

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ライリー・ノース 復讐の女神

★★★★☆

 

【あらすじ】

ライリー・ノースは夫と娘と幸せに暮らすどこにでもいる女だったが、麻薬組織に一泡吹かせてやろうと友人に持ちかけられた夫がそのまま関与を疑われてギャングにぶち殺されてしまう。そこにいた娘も巻き添えに…。法の抜け道で容疑者も罪を免れ、全てを失ったライリー…。しかし5年の歳月をかけてハイパー復讐お母さんに変貌!一人一人復讐したるからな!!!な話

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されているので試写会にて。いつもありがとう…試写会久しぶり。「96時間」の監督が作った新作で、ブライアン・ミルズは最強パパだったけど、こちらは復讐ママ。アクション映画の基本を全て抑えた、か〜なり手堅い一作でした。復讐に燃える理由をしっかりと与え、絶望に突き落とし、そこから再起をかけ、満を持しての復讐!起承転結分かりやすい!復讐の鬼女となるための5年の歳月をほとんど描かないのも「早く本題に入った方が分かりやすいやろ」という監督の粋な計らいが垣間見えて良いです。主演のジェニファー・ガーナーさんは存じあげてなかったんですが、50歳を手前にして全てのアクションをスタント無しでやりきったということで、そこもアッパレでしたね。やはり強い女はいつだってカッコイイ!!

 

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復讐鬼一辺倒に終わらず、子どもをぞんざいに扱うダメ親父を見かけたら殺すつもりで更生させたり、拠点としているスラム街周辺の犯罪率が異常に低いという母親的な面を忘れずにヒーロー的な一面も持っててキャラ造形も魅力的。あまりにも手堅すぎて多分シリーズ化はしないと思うけど、前知識一切無しで楽しめる良作かと思います。

 

【予告】

映画感想 - ジュリアン(2017)

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ジュリアン

★★★★☆

 

【あらすじ】

両親が離婚調停中の11歳のジュリアンは、共同親権の取り決めにより隔週で父親の実家と母親の家で過ごさなければならなくなった。母ミリアムは父アントワーヌを拒絶し、アントワーヌはジュリアンを使って居場所を突き止めようとする。少年は母を守るために嘘をつき続けるが、次第にアントワーヌのやべ〜本性がジワジワとせり上がり、かつてない恐怖の底に叩き落される…な話

 

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【感想】

フランスの嫌〜な話。めちゃめちゃ嫌な気分にさせてくれる〜!!!理不尽に人が殺されるとかではなく、子どもが両親の板挟みにあいながら、やべ〜父親の圧力に怯え、泣き、苦悩するという方面の嫌さ。これはこれで見てて相当つらい!!車の中でアントワーヌに脅されるジュリアンの顔、見ました…?あれ演技なんですか!?あんなに恐れ慄きながらも自分が母を守るために何もしてあげられないという悔し涙を流すあの表情、リアルじゃなかったら正真正銘の天才子役でしょ…。

 

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ストーリー自体はかなりシンプルながら、共同親権という法に振り回されて大変つらい目にあうジュリアン目線を多く取り入れて静かに展開される構成は無駄が無く簡潔。でもこういう事はふつうに事実としてどこかで起こってるんだろうな〜というリアリティにも溢れており、スリリングに楽しめました。頑張れジュリアン!!!

 

【予告】