にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - マグニフィセント・セブン(2016)

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マグニフィセント・セブン

★★★★☆

 

【あらすじ】

ローズクリークは町民が一丸となって開拓した町だが、近くの炭鉱で金が取れることを嗅ぎつけた悪徳実業家のボーグが教会を放火し、見せしめに楯突く町民を射殺しまくって「3週間後またくるからその時に出ていってや〜」と乗っ取りを宣言した。夫を殺されたエマは、助っ人用心棒を雇って町を守ろうと決心する。殺人犯を射殺して賞金を得る委任執行官サムを筆頭に、ギャンブラーのファラデー、「死の天使」という二つ名のついたグッドナイト・ロビショー、その相棒のビリーなど、腕っ節の強い7人を引き連れてきた。返り討ちにしたる〜〜〜〜〜〜!!!!

 

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【感想】

黒澤明の「七人の侍」のリメイク「荒野の七人」のさらなるリメイク。わかりやすさどストレートのストーリーと癖の強い7人のキャラクター、敵味方ともにバッタバッタと死んでいく非情な銃撃戦と、エンタメ色の強いアクション大作であった。ディスイズオモロ…。

 

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イコライザー」、「サウスポー」でアクションとヒューマンドラマで成功してるアントワーン・フークア監督っちゅうことでかなり安定して見れたけど、やっぱり主役のデンゼル・ワシントンがいちばんカッコよかったな…。早撃ちの撃ち方もめちゃめちゃカッコイイし、ボーグを討つ理由も確固たる信念に基づいてて共感が持ててグッド。というかこの七人の男気にもう魂が震えますよね。全員に最高潮の見せ場を用意しつつ、見ず知らずの他人の町のためにここまで命を投げ出すことができるのかというかっこよさ。去り際もまたクール…。

 

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雇い主のエマを演じたヘイリー・ベネット、「ハードコア」に出てましたね。今回はおっぱいが強調されていてそれもまた最高潮。

 

【予告】

映画感想 - ドラゴン×マッハ!(2015)

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ドラゴン×マッハ!

★★★★★

 

【あらすじ】

タイの刑務所の看守チャイは愛娘が白血病に冒されており、ドナーを探している最中だった。ある日、タイ語ではない言葉で何かを必死に訴えている男が収監される。彼は臓器密売組織を摘発するために潜入捜査をしていた香港の刑事チーキットで、スパイであることがバレて罠にハマって収監されたのだ。娘の治療費を所長から賄ってもらっているチャイは他看守が行うチーキットに対しての暴行に対して見てみぬふりをしていたが、なんとチーキットこそが娘の骨髄移植に完全に適合するドナーであった。娘のため、そして悪の組織を栄えさせないため、チャイの正義の心が燃え上がる!

 

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【感想】

トニー・ジャーのすごい格闘術が見れるアクション・バイオレンス。おんもしろすぎ〜〜〜〜最高!!トニー・ジャーの出演作って完全に話が「無」なんだけど、こちらは重厚なストーリーと、タイ語と広東語と言葉が通じないながらも少しずつ絆を深めて巨悪を討つ姿が最高でした。あと、彼だけではなくダブル主演のウー・ジン演じるチーキットもなかなかいいキャラをしていたな〜。潜入捜査で自然に幹部とふるまうために自らクスリを打ち込んで中毒になって苦悩するなどつらぽよな一面もありつつ、どこで鍛えたんだっていうぐらいこちらも格闘がめちゃめちゃすごい。トニー・ジャーと全く引けを取らないカッコよさであった。

トーリーは臓器密売組織を追うチーキットと、それをサポートするチャイ、そして言葉が通じない二人の意志を共通のものにさせるのが娘のサーがまた良かった…。様々な偶然と強運でドナーであることを解き明かしていくのが気持ちいい。多少都合のいいところはあるけどまあお気になさらず。

 

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そして今作で一番悪いヤツがチャイの勤める刑務所の所長コーなんだけど、こいつがまた悪役として最高!甘いマスクで無口なスーツ姿から簡単に想像つくほど冷酷非道。そしてチャイとチーキットのめちゃめちゃ強い二人がかりでももろともせずに華麗に、そして圧倒的力でなぎ倒していく超人的バトルも超必見です。「ザ・レイド」でも二対一のスーパーバトルはあったけど、それを超えるほど瞬きできない凄まじさ…。すごすぎるので是非体感してください。いや〜しかしムエタイとカンフーが同時に楽しめるの、最高ですね…。

 

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ちなみに吹替版で見ると、チーキットとチャイの言葉が通じないシーンでどっちも日本語なのに「なんで通じへんねん」となってしまいよく分からないことになるので、字幕で見るといいと思いました。

 

【予告】

映画感想 - エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2016)

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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

★★★★☆

 

【感想】

野球の推薦で大学に入学したジェイク。期待と不安を混じらせながら寮に入るのだが、チームメイトは皆明日のことは一切考えない今を最大限に楽しむサイコーな奴らだった。子どもと大人の境目で、最高に楽しいバカ騒ぎがおっ始まる!

 

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【感想】

野球部が新学期開始前の3日間に死ぬほど遊びまくる様子を2時間見るだけの映画なんだけど、めちゃめちゃ楽しすぎて死にそうになりました。野球やってくれ。

 

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野球は?

 

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野球やってよ。

 

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野球やれ

 

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野球は!

 

…みたいな感じで、これが一生続きます。大学に入学したら色々な面で挫折も後悔もするだろうに、一切それを描かない、ただただ最高にハッピーな日々が続くのです…こんなことある…?でも永久に見ていたくなる…。それが最高。

 

 

このワンシーンも最高で是非見て欲しい。ジェイク(後部座席真ん中)が入寮してまだ満足に自己紹介もしてないのにいきなり先輩と車で女子寮に突撃してナンパしようとするシーンで、その道中にこんなハチャメチャで楽しい車内ある?開始5分でこのシーンがいきなり始まって、何か分からないけど笑っちゃうんですよね。とにかく何も考えずに見れる上に最高に楽しくなるので気分が優れない時に見るといいと思います。悩み事が一撃で消えて無くなるから…。

 

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ちなみに舞台は1980年のため、みんなの服装や髪型、メガネなどのセンスがまんま80's丸出しで、今見るとダサいんだけどまたそれもカッコイイんだよな〜〜〜〜〜。あと、ほとんど野球はしません。さらにちなみに、野球部のメンバーの中に、ウォーキング・デッドシーズン6から出てるドワイトが出ています(予告の最後らへん)。

 

【予告】

映画感想 - アイム・ノット・シリアルキラー(2016)

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アイム・ノット・シリアルキラー

★★★☆☆

 

【あらすじ】

葬儀屋の息子ジョンはソシオパス(反社会的人間)とカウンセラーから診断される。死体への異常な興味、思いやりの欠如、連続殺人鬼の心理考察、そして「人に対して殺意がわいた時はその人の事を笑顔で褒める」と自分に課しているルールなど、人の道から外さないようにはしていたが普通に殺人者予備軍ではある。

そんな中、平和なこの街で連続で殺人事件が起こる。被害者はどれも体を食い破られたかのような凄惨な状態で、ジョンはもう興味しんしん丸。同一人物の犯行と推察し独自の調査を始めるが、何と隣に住むおっとりした、奥さんを愛するクローリー爺さんがひと気の無いところで人を殺し、さらに屍肉を食べるところを目撃してしまった。え〜!そしてジョンは次なる殺人を止めるべく、じいさんと対峙する…!

 

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【感想】

殺人鬼予備軍の尖った若者と、連続殺人鬼のジジイが対決するというプロットの良さと、ジジイが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でドクを演じたクリストファー・ロイドということで鑑賞。残酷描写は抑えめで思ったよりゆったり進んでいき、ジョンの狂気と平静との葛藤が丁寧に描かれるのが印象的。その心情を表すかのような雪が積もった寒々しい田舎町という舞台設定もとても幻想的で良い。

 

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ソシオパスであるジョンはいかにもナヨナヨしてて色白で線の細い奴なんだけど、内に潜む狂気をうまく表していてとてもいい役者だな〜と思いました。絞殺魔の小論文を書いて「普通の人はこんなこと書かないぞ」と先生に言われるも「普通って何?」と反抗したり、不良にからまれても「お前は段ボール箱と同じ。外側は超つまんないけど、中を開けたら何か良い物が入っているかもしれない。お前のことも切り裂いて中を見てみたくなるんだよなあ…?」と言ってのけたりと、完全にヤバいんですよね。触るもの皆傷つけそうな危うさよ…。

対するクロウリー爺さんは、スマホで自分のキス顔を奥さんに送るためにジョンに操作の仕方を聞いたり、ご近所付き合いも良好でまさに好々爺って感じなんだけど、殺人&食人を繰り返すという常人の理解を超えた行動を取って、こっちはリアルにヤバい。この「殺人衝動を抑える若者」と「無慈悲に殺す老人」という対極の存在が交差する展開がまた面白かったね。しかもそのジジイがドクでしょう…?つまり「良さ」ですよね…?

 

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近いです

 

そして、静かな田舎町と起伏の少ない展開で少し眠たくなってしまうのは正直なところなものの、終盤の展開が余りにも予想外過ぎて一気に眠気が吹き飛び、目をかっ開いて凝視するしかなかったな。ちょっと笑ったし賛否両論もありそうだけど、これで眠気が吹き飛ばなかったらすごい。それまでの設定も全て忘れてしまうぐらいのインパクトなので、是非とも一度でいいから見てもらいたいと思いました。まあまあオススメ

 

【予告】

 

【ジジイ関連】

悪ガキが迷惑ジジイにイタズラする

 

悪ガキが盲目の狂ったジジイに襲われる

 

認知症のジジイの復讐の旅

映画感想 - ゲット・アウト(2017)

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ゲット・アウト

★★★★★

 

【あらすじ】

黒人のクリスは白人のローズと付き合っており、この週末を利用してローズの両親に挨拶しにいく計画をたてた。クリスは「おれ黒人だけど親に言ってるのん?」と聞いてみるが「うちの親はそんなの気にしないわ」と明るく返す。

 

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かくしてローズの実家・アーミテージ家にやってきたのだが、両親は暖かく迎えてくれクリスの心配は杞憂に終わった。しかし、この家の庭師である黒人男性とメイドの黒人女性、なんかやけに不気味な雰囲気を漂わせている…。話も微妙に通じないし…。

 

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そして次の日に行われた友人たちが集まるパーティでも、白人だらけでクリスは居心地の悪さを感じる。そんな中唯一見かけた黒人男性に話しかけても、何か心ここにあらずな感じで全く親近感がわかない。戯れにスマホのカメラでそいつの写真を撮ると、急に怒り出し、「GET OUT!(出て行け!)」と胸ぐらを掴まれた。一体なんなのこの空気…?そしてクリスがその写真を友人に送ってみた時、友人からすぐさま血相を変えて連絡が入り、「ある事実」が判明する…!ヒエ〜!

 

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【感想】

映画批評サイト「ロッテン・トマト」でホラー映画としてはありえない99点という異常なポイント獲得した、人種差別をテーマにしたブラックユーモア満載のホラー。でもこの評判は過剰評価ではなく、驚きと恐怖に満ちた脚本でかなり満足しました。近年のスリラー&ホラー、なかなか高評価のやつが多いですね。

中盤ぐらいまでの展開はある程度予測できるんだけど、そこから完全に予想を上回るギミックが用意されていて、ガタタタタっと崩れ落ちるようにやばい方向に転がっていく過程がめちゃめちゃテンション上がりました。しかしネタバレだけは…してはならないのです…少しの情報も入れない方が吉ですね…どの映画もそうだけど。

監督は「キアヌ」とかのコメディ映画を監督したコメディアンのジョーダン・ピールということで、一見ギャグになりそうなシーンも紙一重でヒヤっとさせる演出に長けており最初から最後まで飽きずに見ることが出来ました。中でも黒人メイドのジョージナがめちゃめちゃ怖いんですよ…見た目も…。

 

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↑話してたら突然笑いながら泣き出したりして情緒不安定で怖い…。お母さんがドアを開けたらその向こうに無表情で突っ立ってるのが一瞬だけ見えて、何あれ!?キモッ!ってなるし。そういった不気味さ、一瞬の違和感から背筋をヒンヤリさせるゾクゾク演出がめちゃめちゃお見事でした。ただネタバレをしてしまうとかなり興をそいでしまうほどに予想外過ぎる方向に転がっていったので、このまま事前知識ゼロで見た方が楽しめると思います。

 

【予告も見ない方がいいかも】

映画感想 - メッセージ(2016)

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メッセージ

★★★★☆

 

【あらすじ】

世界各地に突然12個の巨大な飛来物体がやってくる。言語学者のルイーズはアメリカ軍大佐のウェバーに招集され、数学者のイアンとともに襲来の目的を探ることに。ヘプタポッドと名付けられた宇宙人からの謎のメッセージを解読している最中、ルイーズは自分の娘を失った記憶がフラッシュバックでよみがえってくる。娘を持った経験は無いのに…。一体この宇宙人の目的とは…。

 

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【感想】

宇宙人がやってくるのに、爆発も巨大ロボも何も出てこない、なかなかシリアスな仕上がりのSF。宇宙人の目的とは…?ルイーズに課せられた運命と使命とは…地球は侵略されてしまうのか…?と言ったミステリー要素多めな展開と練りに練ったストーリー展開と伏線回収が非常にお見事。ミステリアスで不穏な宇宙人ヘプタポッドの雰囲気がめちゃくちゃ良いし、それを煽るような腹に響くような音楽+効果音もまた緊張感を増幅させて良いんですよね…いつまでも浸っていたいと思わせるような2時間でした。

 

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地球全体を巻き込む壮大なスケール感がありながらもルイーズ個人の問題に深く切り込んでいく二軸の展開も巧みで終始とぎれない緊張感で最高なのですが、鑑賞前に疲労が溜まっていたのと序盤から中盤にかけて非常にゆ〜っくりと展開していくので、少なからずウトウトしてしまいましたよね…すみません…。「寝ちゃうな」と予想していて内ももをめちゃくちゃつねって耐えていたんですが、強大な力の前に為す術無く落ちてしまいました。さようなら…。

 

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ただ、めちゃめちゃシリアスな内容なのに、ばかうけのパロディポスターを作るのはなんか温度感にズレがあるなと思った。別にいいけどね…。

 

【予告】

映画感想 - ヘッド・ショット(2016)

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ヘッド・ショット

★★★☆☆

 

【あらすじ】

頭に怪我をした状態で海に打ち上げられた男は、全ての記憶を失っていた。看護師のアイリンによって「イシュマエル」と名付けられた男はリハビリを続けて少しずつ日常生活を送るようになるが、彼のもとに謎の刺客が送り込まれる。その時、突然何かの感覚がよみがえり、ものすごいスピードで返り討ちにしてしまった。この力、一体なに…?自分は何者なの…?さらに迫り来る刺客と、刑務所から脱獄した男リー、そして未解決になっている多数の幼児連続誘拐事件がつながる時、ある真実が浮かび上がる…。

 

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【あらすじ】

ザ・レイド」とかでインドネシア流格闘技シラットでめちゃめちゃ闘いまくったイコ・ウワイス主演のハードコア格闘映画。記憶が失った状態で誰かも分からないのに、危機的状況に陥った時の記憶のフラッシュバックで格闘術を思い出して敵をなぎ倒してどんどん強くなっていくという過程はなかなか良かった。主人公イシュマエルを取り巻く謎と、献身的に世話をしてくれるアイリンとの軽い恋愛関係も「ザ・レイド」シリーズには無い要素だったしね。

 

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本編の半分はゴリゴリの格闘シーンで、かなり凄まじく迫力満点な上にスーパースローを用いたりイシュマエルが殴られて倒れるとカメラもそのまま倒れてしまうといったカメラワークや演出にも凝っておった。でも一対一の戦いがメインだったのがちょっと食傷気味にはなったかな。いい加減比べるのも悪いけど「ザ・レイド」だと二対一(でも一人の方が死ぬほど強い)とか、「2」だと車の中で一対多みたいなバラエティに富んでて、さらに印象的な武器を使うクレイジーな敵も現れていたのに対し、イシュマエルとの因縁もあるにしてもちょっと敵キャラの存在感がやや薄かったように思いました。あと、だらっとするシーンが割と多かったのでもう20〜30分縮めて90〜100分ぐらいでさくっと見られたらさらに良かった…。

 

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あと、そこまで重要ではない回想シーンでイシュマエルが大男と戦うシーンが入り込むんだけど、何故かその相手が新日本プロレス後藤洋央紀選手で、その情報知らずに見て急に出てきたからかなり面白かったです。1分で死にました。

 

【予告】

 

【イコ・ウワイス関連】

 

映画感想 - デッド・サイレンス(2007)

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デッド・サイレンス

★★★★☆

 

【あらすじ】

ジェレミーとリサの夫婦のもとに、差出人不明の荷物が届いた。中を開けてみると怪しすぎる腹話術人形。きめえ…。それはさておきジェレミーが夕食を調達するために少し外出している間、リサは舌を抜かれてぶっ殺されていた。なんで〜!調べるとどう見てもこの腹話術人形が怪しい…ということで、箱に書かれていた手がかりを元に謎を解明する話

 

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【感想】

ジェームズ・ワンリー・ワネルという「ソウ」のゴールデンコンビによる2007年制作のホラー。この二人の特徴がよく出ているな〜〜という感じでマイナーながらも楽しく見れました。舌を抜かれて殺された腹話術人形の強烈な呪いが襲いかかってくるんだけど、ビビらせの演出がかなり高度で良かった。突然出てきてワ~!っていうのはもちろんあるんだけど、そこに至るまでの予兆として「完全な無音になる」というタイトルにもつながる効果がまたたまらんのですよ。BGMはもちろん、衣擦れや足音にいたる全ての物音が完璧に聞こえなくなるこの静寂はものすごい緊迫感を生み出してくれたな〜。

 

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呪いがなぜジェイミーとリサに降りかかるのかという謎も過去を紐解くことで見えてくる因縁はなかなか無理がありつつも丁寧に土台を作ってくれることでその世界に浸れるのはこの二人の手腕ならではな感じはしたな。余計なつっこみを入れる余地を無くすというか。あと、言及せずにはおれないのがやっぱりソウシリーズを彷彿とさせる驚愕のオチ。もう全然予測せずに見てたので全く見破ることができませんでした。お見事…。

 

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【予告】

 

【こっちの人形もいいよ】

 

映画感想 - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

★★★★★★

 

【あらすじ】

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が巻き起こしたちょっとしたトラブルを助けてくれたのは、「天人」のエゴと名乗るおじさんだった。彼はピーター・クイルの父であると告白し、その信憑性をどんどん高めていく。そしてピーター出生の秘密が暴かれるとき、またしても宇宙の危機が訪れる。これを救えるのはやっぱりこいつらだ!

 

【感想】

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ありがとう…それしか言葉が見つからない…ほどに最高…。マーベル・シネマティック・ユニバースの歴代の中で最強に面白いよ…こんなことある…?笑って泣かせて熱くなれる、そんな最高の映画がここにある…。私からは以上です、それではさようなら…。

 

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登場人物全員に最高の見せ場があるのはMCUお手の物だけど、今作のMVPは満場一致でヨンドゥ。ここまで最強にカッコイイ、無骨でカリスマ性あふれる男、宇宙中探しても見つからないだろ…。

 

【予告】

映画感想 - ジェーン・ドウの解剖(2016)

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ジェーン・ドウの解剖

★★★★☆

 

【あらすじ】

ティルデン遺体安置所に、とある身元不明の女性の遺体が運び込まれた。トミーとオースティンの検死官親子は彼女「ジェーン・ドウ(身元不明遺体につけられる仮名)」の解剖を行うが、外傷が全く無いにも関わらず手首足首が粉々に折れていて、舌が切り取られ、肺が焼け焦げ、内臓がズタズタに切り裂かれて、胃には布にくるまれた自分の歯が溶かされずに検出される…など、調べれば調べるほど不可解な状態であった。なんでなん…?そしてジェーン・ドウにまつわる様々な憶測が飛び交うなか、さらに説明のつかない怪現象も巻き起こるようになった。外は嵐。一体何が起こるの…?

 

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北欧産POVの「トロール・ハンター」がカルト的反響を呼んだことでおなじみのアンドレ・ウーヴレダル監督の最新作。「トロール・ハンター」超好きなのでこれはおもろ確定案件や!と思い初日に見ましたが予想どおりめちゃおもろでした。我が目に狂いなし…。遺体安置所+謎の遺体+怪現象という、ホラー的状況が揃いまくった状態で次々とジェーン・ドウにまつわる恐ろしい仮説が浮かび上がってくるという正統派ド直球のホラーでした。いや〜〜〜怖面白い!検死官という専門家が自分の使命である解剖を中断して逃げようとするという決断で、いかに恐ろしいものと対峙しているかが伝わりまくる良い構成だったな〜。

 

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この手のホラーだと、どうせ「ジェーン・ドウが起き上がってなんかしてくるのでは…」と思いがちだけど、なんと最後まで動き出さないという英断も良い方向に動いていましたね。そんなチープなものではなく、それ以上に恐ろしいことが起こるだけに、ただそこにいるだけで十分恐怖という…。一体何が起こるのか、それは実際に見て確かめていただきたいと思います。とにかくワンシチュエーションで解剖のシーンも目を背けたくなるほどグロく、極限まで恐怖の対象を映さずに盛り上げてくれる演出で、正統派ホラー映画としてかなりオススメできる仕上がりでした。「トロール・ハンター」はPOVだったので、これも究極POVでいけるのでは…とちょっと思ったけど、まあなかなか怖いので是非ともご覧ください。ジェーン・ドウがまた白い肌で美しいんだよな〜〜〜おっぱいやマン毛も存分に拝めるし…。敬具。

ちなみに、シネマカリテ主催の「モルグ(遺体安置所)ホラー」のくくりとして、来月には「アイム・ノット・シリアルキラー」も公開されるので、合わせて見に行かなければ。

 

【予告】


【こっちもオススメよ】