にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018)

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スレンダーマン 奴を見たら、終わり

★★☆☆☆

 

【あらすじ】

レン、ハリー、クロエ、ケイティの仲良し4人組は夜中に集まってガールズトークに興じていたのだが、ふと巷で噂の都市伝説「スレンダーマン」を呼び出す動画を見てしまう。それ以来怪奇現象が起こり、彼女たち一人一人の前に手が異常に長いのっぺらぼうで背広を着た謎の男スレンダーマンが現れる…果たしてどうなる?な話

 

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【感想】

2009年にヴィクター・サージって人が画像掲示板で創作したことで広まっていったという現代風の流行り方をした怪人「スレンダーマン」を題材にした映画。同じ題材の「都市伝説:長身の怪人」ってやつはPOVで雰囲気は良かったもののもひとつ頑張りましょうって感じの仕上がりでした。それを見たあとに本作の海外版の予告を見てその雰囲気の良さに「こっちは期待できるかも…?」と思ったものです。私は基本的にスコアは甘めで良かった探しをするのですが、これに関しては、このスコアで全てをお察しいただければ幸いです…

 

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スレンダーマンは長身・のっぺらぼう・背広姿・触手・森にいるなどなど、その見た目はかなり気持ち悪く、佇まいや登場シーンはもれなく素晴らしいんですが、うーん、それ以外のストーリーの粗さや人物の行動、ありふれた恐怖描写に、「夢かいっ!」となる展開のかぶせなどを総合すると、つ、つま、つまらな…、いや、そんなこととても言えない…。せっかくスタッフやキャストが一丸となって作り上げたのに、その一言で終わらせるなんて…。まあ、たまにはこういう映画もいいでしょう!!予告とかポスタービジュアルはかなり良いのにもったいなかったなあ〜。あとリメイク版ITの後追い邦題をつけないで…価値の下落が加速するから…!

 

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↑あと、前方からそれらしき奴が歩いてきて「スレンダーマンか!?」と思わせておいて、実はなで肩でめちゃくちゃ手の長いおっさんだった、というシーンは笑っちゃいました

 

【1000点の予告】

映画感想 - 嵐の中で(2018)

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嵐の中で

★★★★★

 

【あらすじ】

嵐の夜。夫と娘と暮らすベラは引越し先の物置にあった古いテレビをつけると時空の歪みが生じて25年前の嵐の夜と繋がり、そこに映ったニコという少年と会話ができた。ベラはニコがこのあと事故死することを隣人アントルから聞いていたので、混乱しつつも説得しニコの死を回避させる。しかしニコを生かしたことで未来の改変が起こった結果、ベラは夫と出会わずに大切な娘がそもそも存在しないという世界線に突入してしまった!どうする…な話

 

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【感想】

お〜い!「ロスト・ボディ」、「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」といった極上サスペンスを世に放ったスペインの雄オリオル・パウロ監督&脚本の最新作ですよ!ネトフリのオススメでプッシュされててふーんと思ってたんだけど、それを知って即見ました。そして今度はタイムパラドックスものときたもんだ!このあらすじ、過去改変からの別世界線突入、世界は同じなのに以前と全く違う恐怖感、ミステリアスでハラハラドキドキが止まらない!!最高!

 

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嵐によって発生した謎の力で過去とつながったことで世界線が変わってしまい、以前の記憶を保持してるベラが完全な狂人として扱われてしまうのがめちゃめちゃ怖い!このパターンはなかなか斬新だったな〜。そこから25年前にニコが目撃したある事件を絡めながら複雑怒涛に絡み合う展開はお見事!もちろん監督お得意の叙述トリック(これは正直読めるけど興ざめすることはない)も健在だし、最終的に到達する一つの解もタイムパラドックス特有の切なさも含んだ綺麗な着地を見せてくれて、また一つこのジャンルに傑作が生まれたな…という感じです

 

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ただヒゲもじゃ男やおばさんが何人か出てくるもののなかなか区別がつかなくて「あれ、この人さっきの人と違う…別人か!」となることは何度かあったかな。せめて顔が似てる人はヒゲ剃って欲しい…。まあそれはさておき、ストーリーは相当面白いのでインビジブルゲストやロストボディが好きな方はこちらも是非!NETFLIX最高〜

 

【予告】

 

【オリオル・パウロ関連】

めちゃめちゃおもしろい

 

なかなかおもしろい

映画感想 - 特捜部Q Pからのメッセージ(2016)

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特捜部Q Pからのメッセージ

★★★★☆

 

【あらすじ】

未解決事件を再捜査する特捜部Qに、7年前に書かれたボトルメッセージが届けられた。そこには「助けて」という悲痛な叫びと、かすれてイニシャル「P」だけが判別できる名前。誘拐と見て捜査を進めるうち、また新たな誘拐事件が発生していることに気づく。果たしてこのメッセージの主は?犯人の目的とは?な話

 

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【感想】

北欧の人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の3作めで、4月に公開される4作目に向けて毎月下旬に1作ずつ見てました(几帳面ジジイ)。今回は「宗教」「信仰」を根幹とした凶行が描かれて、カールとアサドがそこに立ち向かうという構図。毎回このシリーズは犯人が外道という特徴があるんだけど、こちらもかなり手口が非情でしたね。でも犯人がその凶行に走るきっかけとなったトラウマ的事件はなかなか哀しくもあり、少しだけ同情の余地はあったかな。このシリーズはいつも推理の必要がないほど分かりやすい展開なのに、脚本の暗さ重さとスリル・ショック・サスペンスのバランスがよくて毎度最後まで目が離せない!

 

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泥臭いカールは前回の事件でややうつ病みたいな感じになってて不調が続いて、それをカバーするようにアサドが欠点が無いほど完璧な活躍を見せてくれたのが良かったですね。カールがポンコツの時はアサドが頑張る、これが正しいコンビの姿!でも恒例の濃すぎるコーヒーが出なかったのは少し残念!あと、3人目の秘書ローセもキャラが際立っていい仕事をして、チームとしての良さが育ってきてましたね。4作目も楽しみや!

 

【予告、めちゃめちゃ面白そう】

 

【前作】

映画感想 - ダンボ(2019)

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ダンボ

★★★★☆

 

【あらすじ】

サーカス団で産まれた子象は耳がでっかくてさらに空を飛べる!ダンボと名付けられて少しずつ人気が出てくるが、サーカス本番中に暴れてしまった母象ジャンボが売りに出され離れ離れに…。寂しがりやのダンボ!甘えん坊なダンボ!頑張れダンボ!!な話

 

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【あらすじ】

ダンボといえば可愛さの権化で、ダンボが涙を流せば感情が同期して私も涙を流してしまうほどに思い入れがあり、実写化大丈夫か…?と思ってたんですが、実写は実写にしか出せない良さがありつつ、勇気を持って大胆にアレンジを効かせていたりして、無難と冒険がバランスよく混ざり合った仕上がりで個人的には楽しく見れました。意外な展開は少なく、とにかく全年齢対象なメルヘンチックで平和〜〜な感じ。さすがティム・バートンでしたね。サーカス団という設定を最大限いかしたファンタジックな画作りもグッドです

 

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発表当初はかなりリアルで怖さもあったダンボの造形も、つぶらな瞳と真っ直ぐな性格でどんどん可愛く見えてくるし、ダンボを全肯定してくれるミリーとジョー姉弟もティモシーの代わりをシッカリと担ってました(個人的にはティモシーもいて欲しかったが…)。そしてみにくいアヒルの子的に他と違うところを笑われながらもそこを最大の長所にして強く成長する姿はどんなジャンルでも勇気をもらえますね。私も強めの天然パーマが嫌で思春期はかなり悩みましたが今では立派な個性として受け入れることができてるので、この気持ちはマジでわかる…。ダンボよ…強く生きよ…

 

【予告】

映画感想 - ハロウィン(2018)

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ハロウィン

★★★★★

 

【あらすじ】

40年前のハロウィンの日を恐怖に陥れて精神病院にぶち込まれた殺人鬼マイケルが申し合わせたように移送中に脱走し、またしてもハロウィンを血祭りに!そして狙いは前回同様ローリーだったが、彼女はただ怯えて過ごすだけではなかった。ローリーはいつか来る復讐の日に向けて40年間牙を研ぎ続け、家族からも奇人と煙たがられても備えていたのである!な話

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されているので試写会へ…いつもありがとう…。1978年に公開され、その後様々な続編やリメイクが作られてますが本作は続編をすべて無視した1978年の第一作目から40年経った正統続編。評価はファン補正があるのでかなり高めです。が、積年の恨みに終止符を打とうとするローリー・ストロードと、40年ぶりに理由なき殺人に身を委ねてぶち殺しまくる殺人鬼マイケル・マイヤーズとの40年の時を超えた再戦は興奮しないわけないでしょう!!やったぜ!

 

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マイケルは素顔を見せず、言葉も発さず、不気味なマスクをかぶってただただ目の前の人を殺しまくってのし上がったスーパーヴィランで、私が大好きなゲーム「Dead by Daylight」でもプレイアブルキャラとして使わせてもらってますが、40年ぶりに解き放たれたマイケルの爆発力はやはり最高!純粋悪として殺しまくる恐ろしさに加えて強靭なタフネスとあんだけデカイのに完璧に隠れる隠密性と奇襲は健在で「これこれ…」と歓喜しましたね…。対するローリーは40年前の一件で性格がすっかり気難しい人物なりながらも、マイケルのことを片時も忘れずにその手で葬り去る日を夢見て銃の特訓や備えを怠らないのが凄まじい!「毎晩『脱走しろ』と祈ってた。私が殺せるからな!!」という言葉に全てが凝縮されていた!省略されてるけどローリーが過ごした辛く厳しい40年の時の重さを考えると泣けてくる…

 

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また、シーツをかぶせたり壁に磔にするなどの殺し方や、2階から庭に落ちたローリーを今度はマイケルが見下ろす!というような前作のオマージュをふんだんに詰め込んだファンサービスも最高だけど、ローリーに鍛えられた娘カレンの活躍に加えて、40年かけた「備え」の究極形も試写室で笑いが起こるほどに素晴らしかった!!これは是非前作をしっかり予習してから見てもらうとよいかと思います。ありがとう、ありがとう…

 

【予告】

 

【前作】

 

【リメイク】

映画感想 - イップ・マン外伝 マスターZ(2018)

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イップ・マン外伝 マスターZ

★★★★☆

 

【あらすじ】

詠春拳で名を上げた武闘家チョン・ティンチは最強伝説を突き進むイップ・マンに戦いを挑むも僅差で負け、武館を閉めて廃業。今はひっそりと食料品店を営み、息子とともに詠春拳を完全に捨てた平和な生活を送っていた。しかし、この街に渦巻く巨大な悪とそれに尻尾を巻いて加担する腐った警察組織にキレたティンチは、今一度詠春拳をふるう!!な話

 

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【感想】

「イップ・マン3 継承」のラスボスだったティンチにスポットを当てたスピンオフ。演じるマックス・チャンといえば「ドラゴン×マッハ!」で二人を相手に信じられないしなやかでクールな動きで対等に熱戦・烈戦・超激戦を繰り広げた(しかもスーツ姿!)のを見て完全に惚れ込みましたので、やはりこれも見ておかねばと。武田真治に似た甘いマスクに無骨な性格、息子への優しい視線を携えつつも世の中を斜に構えて見ており、しかし目の前の悪には黙ってられずにイップ・マンとはまた違った彼なりの正義を体現する姿勢…お前が主人公や!!!

 

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身体能力もパワー、スピード、テクニック、対戦相手によって戦い方を柔軟に変えるスタイル、全てがオールSクラスときちゃ…めし何杯でも食えますね!詠春拳を封印してるので普通の殴り合いでもマックス・チャンの動きが美しすぎて惚れ惚れするし、多数と戦うドンチャン騒ぎやババアとの異色すぎる一対一などイップマン本編で出来なかったことを詰め込みながら、終盤でついに解き放つ詠春拳!ウオォ〜!最高〜!!!

 

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ただストーリーは割とはちゃめちゃで、悪を1億パワーフルマックスで描くのはその後の制裁がスカッとするからいいんだけど、結構無下に良い人が死んでしまうのはキツかったかも。あと黒フェードアウトの場面転換でブツッと流れを切っちゃったり、英語と中国語でスムーズに会話してたり、終わり方のアッサリさやエンドクレジット曲が途中で終わるなど、ほんの少しだけ細かいところが少し気になってしまったかな。トニー・ジャーの扱いは最早ギャグ漫画から飛び出してきたような感じでしかない(友情出演だからOK)!まあそんなところはありつつもティンチが様々な人と触れ合って心の成長を遂げる過程は最高でした。イップ・マンにリベンジして欲しい(そしてもう一度負けて廃業する無限ループに陥って欲しい)

 

【予告】

 

【関連】

映画感想 - コンジアム(2018)

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コンジアム

★★★★☆

 

【あらすじ】

ホラー動画配信サイト「ホラータイムズ」のハジュンは、その昔患者が集団自殺し院長も謎の自殺を遂げ世界7大心霊スポットに数えられるようになったコンジアム精神病院跡への潜入をライブ配信し、霊障の謎を解こうと試みる。視聴者から隊員を募りいざ進入するが、案の定やばすぎることが巻き起こる〜!助けてくれ〜!アニョハセヨ〜!な話

 

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【感想】

韓国のPOV。俺は何だかんだで韓国映画が好き。実在するコンジアム精神病院に潜入したオッペケペーな若者たちが恐怖のどん底に真っ逆さまという割とこすられたシンプルな構成。数々のホラーPOVを見てますが、これはなかなか良かった部類に入りますね。オリジナリティあふれる展開はないものの、「グレイヴ・エンカウンターズ」や「ブレア・ウィッチ」「REC」などのレジェンドPOVへのリスペクト精神を高めてブラッシュアップした恐怖演出に、ジワジワと盛り上げて後半に本気の本気で叩き込むお化けラッシュはかなり完成度が高くて、普通に震えあがりました。霊を出しすぎない、安易なビビらせがあんまりない、そもそも病院内の全てが怖いなど、怖さのバランスもかなり研究してるなって感じが見て取れました。ライブ配信をしてるていなので、良いタイミングで編集者がその場で怖いBGMを入れるという裏技も功を奏してましたね

 

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登場人物もまた良くて、集められた女の子がボーイッシュ、セクシー、おっとりとしっかり見た目と性格が分かれてしかもみんな可愛いという奇跡の調整…。個人的にはおっとりのアヨン殿が良かった。あと4人の男(みんな同じ顔)の計7人で序盤は大学生のサークルかいっ!と言いたくなるほどノーテンキに遊びまくる!これが良い!何故なら「こっからこいつらが恐怖に震えて死ぬ(?)のか…」と思いながら見ることで最初からかなりの優越感に浸れるから…。でも、よくこんな怖いとこで撮影しようと思うよな…フィクションとはいえマジで病院入ってるし、絶対入りたくね〜。しかも一人は撮影後に俳優業引退したとか曰く付きだし。まあそんな感じで割と怖くてオススメです。ハードルあげたらごめんなさいね…

 

【予告はいいとこ見せすぎ】

映画感想 - ウトヤ島、7月22日(2018)

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ウトヤ島、7月22日

★★★★☆

 

【あらすじ】

2011年7月22日にノルウェーウトヤ島で起きた、一人の男が若者69人をぶっ殺した実在の事件の映画化

 

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【感想】

ネトフリにある同じ題材の「7月22日」は事件の一部始終や犯人像などをしっかり描写しつつ逮捕後の犯人と一人の被害者に重めにフォーカスした骨太ドラマなのに対し、こっちは情報を極端にシャットアウトして島にいた一人の少女カヤの視界の範疇で起きたことを72分ワンカットで展開するスリラーな感じに仕上げてて、かなり差別化が図られてましたね

 

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犯人な姿はほぼ出ず、直接的な殺人描写も無く銃声と叫び声だけが響き渡る中で未来ある若者たちが怯え、逃げ、隠れ、泣き、それでも生き延びようともがく姿は演技とは思えないリアリティで、まさに自分もこの現場にいてカヤと一緒に逃げているような錯覚さえおぼえる、信じられない緊迫感がありました…。本当になにもかも分からない絶望的状況の中で口論になって別れたままの妹を探しにいったり、怯えて動けなくなった子供に逃げるよう説得したり、命が消える瞬間を目の当たりにしたりと、周りを気遣うカヤの姿はお見事で、だからこそのラスト10分の畳み掛けからの締めは完璧に近かったです。この終わり方はなかなか忘れがたいし、風化してはいけない事件であるという監督の訴えも日本にまで伝わったな〜

 

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ちなみに、ネトフリにある「7月22日」を先に見ておくと事件の背景やウトヤ島にいた若者の集まりの意味なんかも補完できてこの事件を深く知れるかと思います。キツい話ですが、オススメです。でもこの事件、当時日本でも報道されたのかな?ほぼ記憶にない…

 

【予告】

 

【関連】

先にこっち見てると良い

映画感想 - バスターのバラード(2018)

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バスターのバラード

★★★★☆

 

【感想】

西部開拓時代のアメリカを舞台にした全6話のアンソロジー。ロゴの文字がくるんってなってるやつは大体良い、という説が自分の中であるんですが、これも「バ」がくるんってなってるので結果的に良かったですね。ブラックユーモアの中にさらっとした「死」を描き、その乾いた死を通した無常感というか、何とも言えない良さがありましたね。以下、軽く各話の振り返り

 

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1:バスターのバラード

超早撃ちで陽気なバスターが対決を申込まれながらも、めちゃくちゃ返り討ちにしまくって酒場で踊る話。タイトルにもなってるぐらいなだけに、めちゃめちゃ良い。バスターのひょいひょいしたキャラと驚異の射撃テクニックと歌声でガッチリ掴んでくれましたね

 

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2:アルゴドネス付近

銀行強盗に入ったカウボーイが返り討ちにあって死にそうになってギリギリ難を逃れるけど、またしても窮地に陥る話。ジェームズ・フランコが良かったし、銀行員のおやじのキャラも良かった

 

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3:食事券

興行師が四肢欠損した青年と旅をし、行く先々で青年が暗記した戯曲を披露していく話。リーアム・ニーソンが出ており、この話が一番切なくて良かったな…。そもそも開拓時代にこんな娯楽があったんかという気付きと、この二人の設定がすごい好きでした。結末も無情すぎる

 

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4:金の谷

山奥で砂金を取るジジイの話。これはさらっとしたストーリーもさることながら、快晴、どこまでも広がる雲、高い山、澄んだ水、小さくてかわいい花々、風に揺れる草木、ミミズクや鹿などの野生の動物といった美しすぎる大自然の描写が素晴らしかった!大自然すご〜ってなったのは「トロール・ハンター」の北欧の大自然以来!

 

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5:早とちりの娘

キャラバンとともにオレゴンへ向かう途中の娘が隊のリーダーと相思相愛になって結婚までこぎつけるが、娘が早とちりをする話。これも幌馬車の行列を作るキャラバン隊と、ネイティブ・アメリカンの怖さ、プレーリードッグの穴はすごいなど、あなたの知らない世界的な開拓時代の側面が見れて勉強になりました

 

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6:遺骸

5人の男女が馬車の中でベラベラしゃべる話。これだけ会話の内容が一切、全くもって頭に入ってこなくて、それなのに延々とベラベラしゃべり倒して全然良さが無かった。何だったんだろう…

 

4>1>3>2>5>6 の順で好きかな。オムニバスなのでスキマにさっと見れるのも良いね

 

【予告】

映画感想 - キャプテン・マーベル(2019)

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キャプテン・マーベル

★★★★☆

 

【あらすじ】

クリー人特殊部隊「スターフォース」に所属するヴァースはとある任務で擬態種族スクラルと交戦中に地球に墜落する。彼女は過去の記憶を失っており時々その断片がフラッシュバックしてくるのだが、その映像を手掛かりに調べていくと一つのある事実にたどり着く。果たして彼女の正体や、秘められたパワーとは…?な話

 

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【感想】

インフィニティウォーの最後に助けを求めるシーンが差し込まれて、エンドゲームにつながる重要なキーパーソンになる人の単発作品。マーベル関係は映画しか見たことないにわかで何一つ情報を入れることはしてないので、そもそものキャプテン・マーベルをルーツから知ることから楽しめるのは良かったな〜。ニック・フューリーとの関連性やヒーローとして成長していく王道なストーリーももちろん文句無しに良い!あまり突っ込んで書いてもアレなのでMCUシリーズ追ってる人、そしてネコちゃん大好きな人は絶対におさえておくべきですね

 

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しかしブラックパンサーの時も思ったけど、ヒーローが飽和しまくってる中で全く妥協せずにこれ単発で十分楽しめるという作り込みは本当に凄まじいですね…これも原作のそもそものおもろさが大きいし、マーベルの礎を築いたスタン・リーの功績がデカすぎることをここでも感じられる…ありがとう…オープニングのマーベルクレジットのところも違う仕様になってて「THANK YOU STAN」という泣けるメッセージも…コミコンで行われたツーショット撮影会、マジで行けばよかった…。それはさておきこれでエンドゲームへの準備は整った!!来月〜!

 

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かなり余談だけど、品川の映画館で見たら映写機が不調で上映開始時間を10分過ぎても入れなくて、ようやく入れたと思ったら予告なしのいきなり本編から始めてくれて、さらに出るときにお詫びとして無料鑑賞券ももらえた。超絶ラッキー!

 

【予告】